annabelle

祈り

ASEEDONCLOUD2023AWシーズンテーマ「Kigansai」の中心である「祈り」。この祈りは、森で育まれる動物と人々の生活を豊かにするための祈り。または祝いを表現したキリム織をモチーフに作られた「キリムプリント」で構成されます。伝統的なキリム織を別な形で表現するということには、プレッシャーもあったのではないでしょうか?とことんやり遂げた跡がしっかりと感じられる素敵な仕上がりの生地は、コチラも一期一会になるのでしょう。

ASEEDONCLOUD キリムプリントワンピース ¥52,800(税込)

豊かな春の到来を森の精霊たちと祈り、祝う人々の姿を想像してデザインしたキリムのプリント柄です。長年経営するプリント屋さんも驚く、この図案のリピートの長さ。そしてキリム特有の生地の凹凸感やヴィンテージキリムに見られる色褪せた風合いを表現するために様々な技術やデザイナーの経験を費やしています。

プリントの図案そのものは当然オリジナルで製作されたものですが、キリム独特の風合いを表現するため、今回は糸から特注し、生地を製作しています。キリムをご存知の方はあの生地がお洋服にはあまり向いていないことがわかると思います。それと同時に、あの素敵な柄で洋服があったなら、、と想像したこともあるかもしれません。

この生地は、そんな素朴な願望をかなえた素敵な素材です。縦糸、横糸ともに凹凸のはっきりとした極端なスラブ糸をカベ撚りで用意し、なおかつ横段が出やすいドビー組織で織ることでまさにヴィンテージキリムのような表情を再現しています。

さらに、1500年の歴史を誇るキリムの複雑な色合いを表現するために、たいへん凝ったプリントを施しています。このプリントだけでも相当なものだと思いますが、生地の再現まで細かに配慮された、なおかつ軽く着用しやすい滑らかな風合いで完成させた想像力は本当にすごいと感じます。僕がさらに感動したのは、これだけのことをことをやったこのプリントは、おそらくこの一回で使用しないとなると、もう少し高いお値段になるように思います。税抜きで48000円に抑えられていることが素晴らしく、デザイナーだけでなく、チームとしての実力の高さと経験値の高さが窺えます。

付属の雰囲気も凝っています。コチラは両ポケットに付いたボタンです。

コチラはスカーフなどを巻いた際にまとめておけるタブ。深いVネックでアームホールは大きいですから、下に様々なお洋服を重ねることができるジャンパースカートデザインです。コットン100%ですから、シーズンを問わず着ていただけるお洋服でもあります。

今回は秋冬ですので、長袖のブラウスにさらに重ね着をするスタイリング。

ブラウスも完売しましたがハイネックのものを着用してみました。

上からはキタンのカシュクールコートを着てみたり。

FACTORYのカーディガンを着てみたり。

カーディガンの上からなら、さらにコートも着ていただける秋冬の基本的なレイヤリングです。

ASEEDONCLOUD キリムプリントパンツ ¥46,200(税込)

もう一つはパンツ。ベーシックでらしさの詰まった1本です。

後ろ側にゴムの入った紐付きのパンツです。

トップにはオリジナルのボタン

そしてジーンズやチノパンに使われることの多いコインポケット。

サイドポケット

ポケット好きで 有名な玉井さんらしく、背面にパッチポケットも。そしてさらに、、

ズボンに付いた内ポケットです。過去に見たことあったかな?たぶん初めましてなデザインです。森で「サムさ」を追いかける際に、少女たちが大切なものを落とさないように備えたポケット、、というのがデザイン背景にあるそうです。

シルエットは少しテーパーの効いた標準的なシルエットのパンツ。

トップスはゴーシュのアルパカ混のセーターで。

キリムは中近東の民族が住居に敷くために伝統的に現代も織られている織物です。争いが起こった時に争わず、その場から移動する遊牧民族の作るキリムは淡い色調の優しい図柄が多いそうです。逆に闘争心の強い民族は移動せずに戦い、キリムの柄を見るとコントラストの強い濃い色調のものが多い。ASEEDONCLOUDの作るこれは、きっと平和的な民族の祈りを想像した図案なのでしょう。

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