annabelle

いつでも着れるから

シャツが好きだという話は、もう何度もしています。

当初は「シャツ」と「ブラウス」を明確に分けて話していましたが、
もうやめました。話がとてもややこしくなるし、ずっとシャツを
観察している立場から見ると、現在はその中間にあるような
お洋服が非常に多いような気もしたからです。
いずれにしても、おそらく女性はカットソーやニットを
好む方が多いのは間違いなく、シャツやブラウスは
それに比べると少数派のようです。
これは想像ですが、、
シャツブラウスは「お仕事着」、カットソー、ニットは「普段着」
というざっくりとした思考が働いているような人もいるように感じます。
アナベルでは、日常着でシャツブラウスを提案し続けたいと思います。

maisoon de soil

ハンドブロックプリントブラウス
チャコールグレー ¥22,000(税込)
ハンドブロックプリントは、インドの手仕事の中でも
最もメジャーなものの一つかと思います。
30cm四方程度の大きさの木版をスタンプのように
生地に押していく。当然ずれることもある。
でもそれがまた良かったりする。
滲んだり、ずれたり。
厳密には一つとして同じものはない。

デザインはバンドカラーシャツです。

バンドカラーシャツ、シャツの中心にあるようになって
随分と年月が経ちました。昔は控えのような存在でしたから。
僕がメーカー勤務していた頃の主流は明らかに襟付きでした。
おそらくバンドカラーの存在が認知され始めたのは、
「ナチュラル服」というジャンルが登場した、
2000年初頭頃なのかな?そこから少しづつ、徐々に10年ほど
かけて襟が少しづつ小さいものが流行り始め、
今、襟なしが主流です。もう5年くらい。
ボタンも定番の布の包みボタンが可愛らしい。

裾や袖口は、わざわざ「耳風」に切り替えたデザイン。

遠目に見てとても締まりが出る。こういうセンスは大好きです。
所々の赤みのあるオーバープリントもアクセントに。

シンプルにシンプルに。

僕がコットンのシャツなんかを季節を問わず気に入ったら
買ってしまう理由は、「いつでも着れるから」。
もちろん、好きだから。

シャツをベースにして、重ねていく。

時にはカーディガン。

時にはジャンパースカートやベスト。

タックインをしたらまた印象が変わる。

ロングカーディガンやコートのようなものを重ねる場合、

タックインした方がスラッと効果が高いのです。
だからつい、コートやロングカーデを重ねる時には
タックインをしてしまう。

こんなふうに。

ARTEPOVERA

コットン起毛ストライプシャツ
¥17,600(税込)
同じく、横幅がゆったりとしたバンドカラーシャツ。
ややマオカラーに近いのかもしれません。

少し襟高があるように見えます。

カフスがあってケンボロがあって、ラウンドテールでガセットが

付いていたら、「シャツ」だと思いますが、着用した際の
緩やかな感覚や袋縫いの本体は、ブラウスを思わせる。
一体どっちなんだ?というのが、どうでもよくなってくる。
着てみて皆さん一人一人に似合っていて、可愛ければそれでいい。

ポカーンとして、ちょっとおじさんみたいで可愛いのです。

いい歳したおじさんが言うセリフでもありませんが。。

オジサンぽさを意識して、妻に着てもらいました。

素敵なツイードのパンツに合わせて同トーンで。

ベストを重ねてみる。
前を閉めない前提でタイト目にデザインしたベストは、
シャツだけでなく、ワンピースなんかに重ねても良さそうです。

全部は閉まらないけど、閉めてみた。

少しキュッとしたオッドベストのような印象に。

とってもメンズライクでいい具合にオジサンぽい。

さらにカーディガンを重ねてみたり。

僕の中では、ベースにシャツがあるから成り立つスタイルで、
自身の中でずっと昔から中心にあるスタイリング。
全てのスタイリングのベースといっても過言ではない重ね着のパターン。
サイジングや色合いやテイストは、お好みで変えればいい。
そのように思っています。

ネイビーにホワイトですと爽やかです。

キナリにカーキはちょっと渋め。

でも、何を重ねるかで180度の方向転換も可能。
そこを楽しんだらもっと洋服を着ることが楽しくなる。

今回は渋めに同トーンでスタイリング。

爽やかなホワイトにキナリのカットソー。

わざとダボっとしたカットソー。
自分にしっくりくるサイジングを探ってね。
そのサイジングもその時の感覚で、変わるから。
いつもいつも、探るとまた楽しい。

この上から似合うアウターってなんだう?

また一方でジャンパースカートを重ねてみる。

上からコートも。

なんとなく捨てることが出来ずにとってあるシャツの数は、
100着は悠に超えている。もう数えていない。
年代ごとに、その特色は襟に現れることがわかる。
ドレスシャツをカジュアルに着ていた時代もあった。
ウィングカラーやイカ胸デザインのシャツをデニムに合わせたり。
常に自身の重ね着のベースになっていたのは、シャツでした。
だから今も増え続ける。
レディースのセレクトを始めてみて感じたのは、メンズほど
シャツが市民権を得ていないことでした。
一時は諦めて仕入れをストップしたほどでしたから。
でも数年前、やっぱり一番らしさが出るベースとして、
必要だと強く感じてまた増やしています。
以前より、反響はあるように感じています。
つい買ってしまうんです。
いつでも着られると思ってしまうから。

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