annabelle

式典-shikiten-⑥

本日もフォーマルのお洋服のご紹介です。とてもたくさんのお問い合わせをいただいているのが、やっぱり素材の違いについてです。先日ご紹介したコンパクトショートジャケットもそうですが、今日ご紹介する定番の裏地付きのジャケットも同じ違いがございます。それは、「芯地」を全面に張り合わせてあることで、ソフトで柔らかい素材でありながら、ドレープ感やオチ感のない仕上がりになっているのが「NEWフォーマル」であると言うこと。僕の書き方が悪かったのか、2023のドレープ感がある方は「カジュアル?」と勘違いされている方もいらっしゃると聞きました。それは違います。どちらもフォーマル素材であることは間違いないのです。ただ、NEWの方は「よりフォーマル感が強い」と言うことです。

2023フォーマルのジャケットです。私もメンズで何年も前から愛用しているジャケットですが、素材の変化は一旦置いておいて、、そのデザインは、絶妙にフォーマルを遊んだ、しかしどのようなシーンでも対応するお洋服としてお勧めできるものです。

総裏のデザインで、真夏以外の全てのシーズンで活用できるフォーマル服です。また、初めてNO CONTROL AIRのフォーマルシリーズをお探しの方のためにあらためて申し上げると、こちらは「スーツ」ではありません。「セットアップ」の商品で、上下別々に販売しています。この2つは、お客様からすると大した違いに感じないかもしれませんが、作る側からするととんでもない違いです。まず工場が違います。スーツを作る工場でカジュアルなジャケットは作れませんし、その逆もしかりです。

また、「スーツ」は上下の色が絶対に違ってはいけないので、同じロットの生地から上下を裁断して常に上下で1点と考えて管理されます。一方でセットアップは、別々で管理されます。よって、こちらでご紹介しているブランドに限らず、色が多少違うことが少なからず考えられます。(見た目がおかしなレベルではありません)

こちらがNEWフォーマルです。写真では違いが分かりません。
セットアップの商品は、年々買い足していけるという良さもありますし、ジャケットは持っているからワンピースだけ欲しいなど、元々単品でお探しの方にはメリットの多い商品です。アナベルでご提案するならスーツではなくセットアップだと考えています。ですが一方で、色を揃えることの厳密性にこだわる方は、スーツでお探しになるか、セットアップでご購入の場合、同じ年にセットでご購入されることをお勧めしています。そうすれば、色の誤差はわずかですから。

こちらは2023フォーマルを使った葬儀に対応するスタイルです。ボトムスはスカートで、インナーにはゴーシュのコットンカシミアタートルを着用しています。

安心感のある、女性用としてはやや長めとも言える着丈です。

こちらはNEWフォーマルです。下に着ているのは同じNEWフォーマルのAラインワンピースです。

小物を入れ替えることで様々なシーンで活躍するのがブラックの良いところですね。「まずは1つ」という方には、ブラックのジャケットとボトムス、もしくはワンピースの組み合わせはお勧めです。全く何もお持ちでない方には、ワンピースとジャケットの組み合わせは特にお勧めです。ワンピース1着で活躍することもありますから。

こちらもNEWフォーマルのセットアップです。ボトムスはギャザーワイドパンツとのセットアップで、インナーには今季新入荷しているklauseのリネンのハイネックシャツを合わせています。リネンですが、やや厚みのある素材で、合わせてみたら素敵だったので、このリネンならフォーマルな場でも使えそうだなと思いました。

皆さん気になっているのは、旧フォーマルや2023フォーマルに、NEWフォーマル素材が合うのかどうか?明日、それはあらためて撮影したいと思います。それ以外でも色々迷われると思いますので、そんな時はお気軽にメールなどでお問い合わせください。できるだけ速やかにご返答できるようにいたします!

 

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