annabelle

シルクセーター

しっとりとしたニットを手にすると、「カシミア?」もしくは「レーヨン?」などがすぐに頭に浮かびます。しかしSUSURIさんのこのセーターは、そのどちらでもない。そしてその2つよりさらにしっとりとしています。

SUSURI ポエータセーター ¥33,000(税込)

SUSURIさんというと、なかなか同じものを継続して作るイメージのないブランドの筆頭ですが、実はこの商品はかなり長い間作り続けている商品です。もちろん色は変わるのですが、この素材でもう5年ほど作り続けています。よほど気に入ったということでしょう。僕も大好きで、実はお取り扱いは以前からしておりましたが、こうしてご紹介するのはもしかしたら初めてかもしれません。そんなこのセーターの素材は、シルク97%、ナイロン2%、ポリエステル1%。ほぼシルクのセーターです。

デザインもいい。針ぬきのセーターは、程よく伸縮性があり、締め付けずにフィットするデザインです。またタートルではなくハイネックであることも特徴です。

身頃はピタピタになりすぎないスタンダードなサイズ感で、袖はスッキリしています。

裾と袖口はやや長めのリブになっています。

明るめのライトグレーは秋冬のホワイトパンツなどに合わせても素敵なスカッとしたシルバーグレーです。

個人的に好きなカーキは、まるでツイードであるかのようなミックスした色味の雰囲気が素敵です。秋の雰囲気たっぷりで温かみのある色です。

定番のブラックです。当然もっとも視覚的にはシュッと見える色はブラックです。また重ね着をした際にはどんな色とも合わせやすいので、着回しの良さを優先したい方には、素材が良いだけにブラックはおすすめのカラーです。

夏には半袖も展開しているこの素材。秋冬には同じ糸を起毛してふんわりと仕立てたのがこの秋冬バージョンです。半袖の春夏版を愛用している妻に着てもらいます。同じ素材だと信じてもらえないくらい春物よりさらにしっとりとした感触があるそうですよ。

オフホワイトはTRAVAIL MANUELのバルーンパンツに合わせています。もっともシンプルなコーディネートの実例かもしれませんね。足元は珍しく同色でサンドイッチにしてみました。

針抜きのリブですので、ピタピタになる印象ですがそうでもない。このサイズ感もこのセーターの素敵な点です。

モノトーンコーディネートで。

シルクはしっとりとしながらもほんのりとじわじわ温かいセーターです。

ライトグレー

ライトグレーは黒いコーデュロイのパンツに合わせてみました。こちらもとってもシンプルなコーディネートです。

しっとりとシルクならではのほのかな光沢感とコーデュロイの素材感はとても相性がいい。

背面から見てもピタピタしすぎないサイズ感が良い印象です。ライトグレーはサロペットのインナーにスタイリングしたものもございます。そちらは通信販売ページでご覧いただければと思います。

もっとも秋冬感があるカーキは、同系色とも言えるカーキベージュのパンツに合わせて。

少しメンズライクな色合いには、黒のVチップの革靴を合わせました。個人的には大好きなスタイルです。

女性はどう思うだろう?なんて思いつつ、上からはFIRMUMのコットンワークコートを合わせて見ました。まさに僕自身が好きな雰囲気にまとめたコーディネート。

もう一つは全く異なる女性らしいスタイリングに。

maison de soilのコットンシルクのひらりとしたスカートに合わせると、また全然違った印象です。

上からはNO CONTROL AIRの無双仕立てのシワシワコートを着てみました。

ブラックも同じスカートの無地に合わせて。とても引き締まる組み合わせです。

こんなワンツーコーデで出かける日も近いのではないでしょうか。ちなみに我々洋服屋は、少し無理をすることに体が慣れているので、すでに長袖のシャツの上にジャケットを着て通勤しています。どんどん秋服を着ていきましょう。

上からジャケットを合わせて。今の時点でこのくらいの重ね着をしている人は、もしかしたら洋服屋かもしれませんね。ついそんなふうに見てしまいます。

素肌にも本当に心地よい素材です。しかもシルクですが家庭洗濯ができる素材ですので(もちろん中性洗剤でネットに入れて手洗いモードでお願いします)、袖をまくりながらすぐにも取り入れていただきたいセーターです。

 

 

 

 

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