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逆を考えてみる

ファッションを楽しむにあたって、「ギャップ」とか「意外性」のようなことを意識することは大切だと思います。「こうすればうまく落ち着く」を避けるように「他に何かないか?」を考えることから始める癖がある。もちろん着地点が見つからなくてモヤモヤしたり、収まるところに普通に収まって良い時もある。とにかくそういった思考を巡らせるプロセスがあるかどうかが肝心だということ。今日はそんなギャップや意外性を作りやすいアイテムを交えたスタイリングのご紹介。

Honnete ジャカードジャンパースカート ¥51,700(税込)

Honneteで昨年もご紹介して人気だったシリーズです。一瞬、キルティング?と思ってしまいますが違います。キルティング風に織りあげたジャカード織の生地。ポリエステルの接結素材は、質感も薄手のキルティング?と思えるもので、やや光沢感もあるため余計にそのような思考になる。春夏ものとしての登場ですが、もちろん秋口から冬の前あたりまではむしろ大活躍なアイテムです。

キルティングのようなステッチをジャカード織で表現した素材です。

ジャンパースカートですから、アームは大きめです。インナーには様々なお洋服を合わせてスタイリングをお楽しみいただける。季節に応じてスタイリング表現をお楽しみください。

ポケットが脇線に沿って両サイドに。

色違いはブラックです。ブラックはドット柄にグレーを配色し、シックなドレススタイルにも活用できそうな印象です。

ダークキャメルはSUSURIのサマーセーターに合わせて。春夏は真夏の始まる前の、7月上旬あたりまでは活躍するお洋服ではないでしょうか。梅雨が開けて夏が始まったら一旦秋まで着なくなる。

サマーニットやTシャツ&サンダルなどでもかっこいい。バッグや小物使いで印象の変化を楽しめるお洋服です。

アームホールは大きめに開いていますので、たっぷりのギャザー袖なんかに合わせても問題ない。インナーに何を合わせるかで幅広いスタイリングをお楽しみください。

サマーニットを合わせて少し綺麗目の印象を意識しましたので、羽織にはquitanのシルクコットンの羽織ジャケットを。足元はパンプスでラフにしていますが、ちょっとヒールを入れてみると、また華やかさが増してきます。

ブラックはゴーシュのタートルを合わせてみました。しかもタートルのノースリーブを。この組み合わせとてもお気に入りです。6月の梅雨時期やこれから始まる初夏などには、この上に羽織や軽いアウターでかっこよく着て欲しい。

ゴーシュのインナータートルは、実は昨年も人気で、通信販売にご紹介する前に店頭で完売してしまったアイテムです。同時販売のタンクトップも一緒に今年も入荷しています。

ゴーシュのインナーは脇もキュッと閉まって、このようなスタイリングにはもってこいの商品です。素材もサラッとドライタッチで程よいテンションがたまらない、リピーターの多い夏のインナーシリーズです。

春は上からこんなジャケットもかっこ良い。こちらはHAVERSACKの上質なリネンヘリンボーン素材のジャケットです。メンズのオッドベストをジャケットに仕立てたようなデザインがメンズライクで、このワンピースとの組み合わせが面白いバランスです。タートルがコットンカシミアで、足元がR.U.のブーツなら、秋の立ち上がりにも通用するスタイリング。

今年から次シーズンにかけては、特に意外性を意識したい。そう思いながら次の秋冬の展示会を見て回っています。妻は今シーズン、4万円オーバーのファーの春ベストを購入していましたが、ものすごい大活躍しています。本当によく着ているし、よく褒められています。このキルティング風もきっと同じようなテンションのお洋服かと思います。キルティングではないのですが、気分的にはダウンを夏に着るようなテンションで楽しく着てもらいたい。そんなつもりでバイイングしています。

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