annabelle

ここ数年、アナベルの夏のシャツは「klause（クロイゼ）」の長袖シャツに頼りきりですが、今年は以前からお願いしていた念願の「薄手リネン」の登場です。もうデザインについては以前のご紹介を通信販売ページにリンク貼ってありますので、そちらを参考にしていただくとして、今回のリネンは少しわかりにくいオーダーをしていますので、そこだけ少しご説明を。

まずは形が３種類ございます。いつもの３種類で、こちらがクルーネック。

こちらがヘンリーネック。

こちらがスリットシャツ。この３種類です。そして少しややこしいのは素材です。素材は２種類ありますが、どちらも薄手のリネン素材です。

まず一つ目はベラルーシリネン。サスペンダーパンツやバッグで、ざっくりした厚手のリネンをご紹介しましたが、あれの薄手リネンです。薄いのにざっくり感はあって、白や生成りだけど透けは気にならないと思いますよ。これだけでも十分だと思ったりもしたのですが、、なぜもう一つオーダーしたかというと、どうしても色が欲しかったから。

こちらが天日干しリネン。ベラルーシと同じく薄手リネンですが、どちらかというとこちらの方が少しだけ薄手。見た目はほとんど分からないレベルで、もしかしたら触っても分からない程度の違いなのですが、どうやら着ると、その着用感でわかるみたいです。こちらの方が「サラッと」した感じで、ベラルーシの方が「ザックリ」した感じ。

このラベンダーと、、

このグレージュが扱いたくって２種類になってしまった感じです。特にグレージュはベラルーシのキナリと近くてややこしい。でも、天日干しのグレージュの方が色が薄くてややグレー感が強いのが比較するとわかります。店頭ではベラルーシの生成りと天日干しのグレージュを両方ご購入していただいたパターンもあるように、これ系の色がお好きな方にとっては嬉しいニアな展開です。来月早々には天日干しの方でブラックが入荷いたしますよ。

４つ並べるとこんな具合です。もうかなりのお客様にリピートしていただいておりますし、僕自身もメンズを着続けていて、本当に素晴らしく、今まさについ着てしまうシャツNo.１がこちらです。

スリットシャツはこんなふうに変化球な着方もあり。以前はスカートに合わせたりも素敵でした。

一方でベーシックな細身のジーンズにも素敵。

ワイドパンツに合わせるとこんな感じ。これはこれでいい感じです。

そのままタックインするとこうなっちゃう。

このシャツの大きな魅力の一つはタックインかもしれません。また、実はよく見ると、、というか着ると感じていただけるかと思うのですが、ゆったりしているけど実に大人っぽいシャツなんです。だからタックインでその良さが際立つのかもしれません。

細かいことを言うと、ゆったりした身頃で、ドロップショルダーにしているにもかかわらず、意外なほど袖山（袖付けの角度）が高い（結構急に下に向かって付いた感じ）のです。このようなゆったり系のお洋服ってだいたいがTシャツのような袖付けの場合が多いのですが、これは全然違うのです。パッと見では分からないさりげないデザインがかっこいい。

大人のリラックスしたパンツスタイルには一押しのシャツ。しかもコットンもリネンも真夏中着ていただける長袖です。

袖捲りも緩やかですから。風通しもよく快適に過ごしていただける。

さて、２素材にすることで通信販売ページの作成欄が増えてしまったため、更新作業に時間がかかりましたが、本日この後すぐに更新いたします。さらに詳しくはそちらをぜひ。