annabelle

小学生を見習って

初めに言っておきます。

今回、式典の装いをできる限りまとめておりますので、

少し長くなっています。ゆったりした心持ちで見てください。

また全スタイリングを網羅しておりませんので、スタイリングは

通信販売ページも合わせてご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日、息子が「秘密基地を作ってくる」

そう言って遊びに行きました。

「何?」と思ってどこで作っているか聞いてみると、、

僕が小学生の頃秘密基地を作っていた場所と全く同じ場所でした。

自身の子供たちの式典を来年に控えながら、

楽しんで、スタイリングをつくりました。

たくさんありますので、ゆっくりご覧ください。

NO CONTROL AIR
サイドスリットワンピース
black   ¥29,700(税込)

この時期に「式典フェア」を開催したきっかけは、

お客様が、「卒業式なんだけど何着たらいいかわかんない」とか、

「着たい服が見つかんなくて」とか。。

そんな声をこの時期にたくさん聞いていたことがきっかけでした。

「フォーマル生地」を専門に織り、世界のトップブランドからも

たくさん発注を受ける会社が日本の北陸地方にあります。

NO CONTROL AIRのこちらの生地も、そこで作っているものです。

こちらはフォーマルとはいえ、ソフトでナチュラルストレッチのある

カジュアルさを備えたものになりますので、

我々がまさに求めていた感触です。

バストから裾にかけて、少しすぼまったシルエットの

こちらのワンピースは、裾周りが広がりすぎず、

落ち着いた印象を受けることもあり、

「葬儀も兼ねたい」という希望がある方には、

真っ先にお勧めするワンピースです。

生地は「4シーズン」のくくりですが、ややソフトですし、

裏地がありませんので、真冬は少し寒いかもしれません。

インナーに温かいものを着ていただいて、

あとは上からジャケットを羽織るなどすると良いと思います。

葬儀では黒いジャケットを着ていただき、

ハレの日には、明るいジャケットを羽織るとまた印象が変わります。

こちらは、アナベルのオープン当初からお世話になる

TRAVAIL MANUEL(トラヴァイユマニュアル)さんのジャケットです。
¥26,400(税込) 3色展開

ポリエステル × ポリウレタンの素材は、ストレッチ性もありシワにならない。

裏地は滑りの良いキュプラ素材が付き、あらゆるお洋服に羽織っていただける。

小学校、中学校の入学、卒業を実際に見た感覚では、

このくらいの装いの方が最も多いように感じます。

同じ形のネイビー。

ネイビーは、「卒業式と入学式を兼ねたい」という方に、

ブラックよりもお勧めしています。

室内でみると、たいした差がないようにも見えますが、

やっぱりネイビーは、明るいのです。

ブラックも、装飾や上から着るもので印象は随分変わりますし、

そもそも黒を華やかに着れる人もいらっしゃいますから、

あくまでも平均的なお話です。

ネイビーの方が明るい分、みんなが明るいトーンに変わる

入学シーンでも使いやすいかと思います。

NO CONTROL AIR
Aラインワンピース
black    ¥29,700(税込)

感じが似ていますが、対照的なワンピースです。

スリットはややストレートなシルエットであるのに対し、

こちらは裾が広がるAライン。

スリットが長袖であるのに対して、

こちらは7分袖。

ネックの丸首具合はほとんど同じ。

それぞれにいいところを持った、

仲良し姉妹のようなワンピースです。

シックな印象を狙った「black×black」のスタイリング。

上に着たのは、この春の式典から登場の新作ジャケットです。

一重のブルゾンのようなデザインですので、

もちろんカジュアルにもお使いいただけます。

NO CONTROL AIR
刻みブルゾン 

black  ¥28,050(税込)

背面のゴムシャーリングが特徴的で、パンツスタイルにも

ワンピーススタイルにもお使いいただけます。

後ほどパンツスタイルでも登場しますよ。

Aラインワンピース
navy  ¥29,700(税込)

スリットワンピースも、Aラインワンピースも2サイズ展開です。

「36=S」と「38=M」の2種類。

基本的に少しゆとりのあるデザインですので、

大きく違ってくるのは丈になります。

こちらのネイビーは、38の大きなサイズを着てもらいました。

ドレスっぽさが欲しい人は、わざと大きいサイズを

選ぶのもありかもしれませんね。

モデルをお願いしている妻の身長は、155cmです。

後ろが僅かに下がる感じ。

一般的には、165cm前後ある方がこちらのサイズを選ばれます。

上から、同じくNO CONTROL AIRのマカロニポリエステルの

やや光沢感のあるジャケットを着ています。

今年は少しジャケットの選択肢が広がりました。

カフェモカのような淡いベージュは、なんともいえず上品な色。

他にも白とブラックがございます。

続いてはこちらのワンピース。

NO CONTROL AIR
ウェストゴムワンピース
black  ¥34,650(税込)

こちらも葬儀と兼用で人気のあるワンピースです。

なぜだか、皆さんに「1枚で着たい」「ジャケットを着たくない」と

言われるワンピースでもあります。

確かにウェストのゴムの部分が見えなくなったり、

「全体のシルエットを見せたいのに!」ということでしょう。

ジャケットを着るとこの辺りのラインが見えませんから。

後ろ姿も褒められるワンピースです。

入学のシーズンは、天候にもよりますが、概ね一枚でも

大丈夫だと思います。明るい色のショールなんかがあったら最高です。

でも3月はまだまだ寒いので、、

着せちゃいます。

先ほども登場した、TRAVAIL MANUELの羽織ジャケット。

こちらはチャコールグレー。

ボタンの全くない、羽織スタイルですので、

中心でVネックもウェストのゴムもチラ見せ可能です。

ボトムスは、ギャザードレープが降り注ぎ、とても美しい。

ジャケットを合わせても素敵ですよ。

navy

こちらのウェストゴムワンピースは、ワンサイズ展開です。

「38=Free」となります。

今回、カバンは意外にも、sono3のブラックをよく使いました。

革紐を二重にしてこのように持ったり、クラッチぽく持ったりして。

梅春はジャケットやコートを着て、

春は一枚で。

ネイビーには、アナベルのオリジナルジャケットを

着てもらいました。

こちらもシルエットは見えなくなりますが、

これはこれで素敵です。

まだ寒い3月は、上着とショールなどがあるとちょうどいい。

家にあるものをひっくり返して、

色々とコーディネートして遊んでみてください。

続いては、こちら。

セットアップ派の方に絶大な人気を誇るキュロットです。

一見、スカートのようにも見えなくないキュロットは、

S=ワンサイズ展開です。

丈は小柄な方が履いても絶妙なかっこ良さ。

よほどウェスト位置が高い人でなければ、

背が高い方が履いてもかっこいい。

幅広い身長の方がかっこよく履いていただけるデザインです。

前から見ると、スカートぽく。

横から見るとバギーパンツ。

ジャケットは、何度も登場する、

TRAVAIL MANUELの羽織ジャケット。

NO CONTROL AIR
キュロットパンツ
navy  ¥21,450(税込)

ネイビーは、マカロニポリエステルのジャケットの白に合わせて。

手持ちのジャケットに合わせたり、新たに見つけた

お気に入りのジャケットに合わせたり、

温かい季節にはブラウス一枚で着用していただける。

通勤にも気軽に使えますので、一つ持っておくと便利なパンツです。

「ジャケットは持っている」という方に、まずお勧めしているボトムスです。

セットアップで揃えてもかっこいい。

ここでもsono3が何気に活躍しています。

「一番無難なの!」ってあまり言われると悲しいのですが、

心の中で実はちょっとそう思っている方にはお勧めのセットアップです。

それぞれがバラバラでも活躍しますから。

そのジャケットのブラックです。

NO CONTROL AIR 
定番ノーカラージャケット
black  ¥39,050(税込)

ブラックは今シーズンから登場のテーパーパンツに合わせて。

今までの細いスリムパンツに変わって登場したパンツは、

どなたが履いても太すぎず、細すぎず。

ちょうどいい個性を持ったタックパンツです。

おそらく人によっては、Tシャツを合わせてコンバースでも

かっこよく履けちゃいそうなシルエットと雰囲気です。

NO CONTROL AIR
NEWテーパードパンツ
black  ¥25,300(税込)

小物次第で様々なシーンに順応するセットアップ。

ネイビーは、白いジャケットに合わせて華やかに。

ネック周りのシルクのストールは、透け感の美しい、

手染めのインディゴのもの。

高城染工さんのものですので、

色移りの心配はございません。

安心して華やかな場面でも活用してください。

なんとなく、、

ストッキングも変えて、赤系にしてみました。

ネイビーはもう一つ。

先ほど登場した、裾ゴムシャーリングのブルゾンをセットアップで。

しっかりジャケット感のあるノーカラージャケットとは

異なり、一重の軽さもあって軽快な印象です。

裾がラウンドして見える横姿も可愛らしい。

「首周りがおとなしい方がいいかな?」って感じまして、

一連の淡水パールのネックレスをつけました。

パンツスタイルのインナーシャツはずっとこれを着ていました。

昨年販売していたゴーシュのポリエステルシャツ。

シワにならないノンストレスなブラウスは、

お仕事や式典のシーンでも大活躍です。

ネック背面の雫型のデザインも美しい。

ゴーシュの定番の形です。

「服を着る」ということは、自身の今の気分を表し、

その集合体であるファッションは、時代を移す鏡のような存在です。

今回の式典フェアでは、前代未聞ではございますが、

「卒業式の日程がまだ出ていない」というお客様も多く見受けました。

戸惑いが多い式典になるかもしれませんが、できる限りお気に入りの

衣装を着て、たくさん笑っていつも通り主役を祝福してください。

写真を見ると、何年経っても思い出す式典になるかもしれません。

小学生の頃、駄菓子屋でお菓子を仕入れ、友人たちと通った

防空壕跡のある高台の公園に、自分の息子が同じように

通って秘密基地を作っていたことは、ちょっと心が踊る出来事でした。

そこそこみんなおしゃれで、昭和の子供とは大違い。

そこそこみんないい自転車に乗って、公園でもゲームなんかしていたり。

でもちょっと学校に顔を出したり、子供の話を聞いているとわかります。

彼らは昔の我々と同じく、ちゃんと小さなことに感激したり、

興味を持ったりしています。

きっと変わったのは大人や社会の方なんだと思います。

これからもたくさんのスタイリングを作り続けていくわけですが、

自分の中に「変化」と「不変」を楽しむ気持ちを持とうと思います。

社会やトレンドが変わっても実はあの人たち、芯の部分は変わってないね。

そんな小さくてもパワーのあるお店を目指します。

小学生を見習って。

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