温故知新
僕の好きな言葉の一つ、「温故知新」。
古いものが好きだ。
骨董市にもよく行くが、見ているだけでドキドキする。
子供のころ、内緒で父親の引き出しを開けてワクワクしていたのを思い出す。
普段手に取ることのない万年筆や革のペンケース。
味のある老眼鏡に海外ブランドの大型のホチキス。
もの書きだった父は、文具にはこだわっていたようだ。
今日は古いものを一つ紹介します。
来週にはパリから届く予定になっている、80年ほど前の吹きガラスのロート。
空包のあるとっても味わいのあるガラスロートです。
形も少し変わっています。
これを使って今準備しているお店の照明を作ってもらう予定です。
いったいどんな明りをともしてくれるのか・・・、楽しみです。
80年にわたり海外をうろうろし、おそらくここ数十年は使われることがなかったロートが
はるばる日本に渡り、照明としてつかわれるとは思わなかったでしょう。
いやー、楽しみ。