意外な一面
展示会に伺った際、いい意味「意外」で目に入った商品でした。
原毛の感触のある「ぬくぬく」としたセーターが多い中、
少し綺麗めなこちらのカーディガンは、FACTORYさんの
別な一面を覗いたような、そんな存在でした。
FACTORY
ウールオーバーサイズカーディガン
white ¥28,600(税込)
だいたいがミドルゲージのふんわりニットが中心である
FACTORYさんの中で、少し異質な存在ではありましたが、
ゆったりと綺麗めに合わせることができるニットで、
体の線を拾わない、しっかりさも備えたものというとあまりないので、
スタイリングに取り入れてみたくなりました。
ネックは小さめなクルーネックで、ボタンを全て留めても
無理なく閉まるデザインです。でも、下にタートルなんかを
合わせた際には、一つボタンを開けても素敵でした。
細部までカーブさせるところはきっちりカーブをかける
細やかなこだわり。
裾は着用してもひらりと目立つスリットのデザイン。
編み地は「ガーター編み」を採用しているため、
表裏を感じない、両面が表のような綺麗な編み地です。
ニットジャケットのような感覚で着用してほしい。
black
綺麗めのセーターは、白黒で潔く。
ホワイトのレイヤー。
来年3月販売予定のblue in greenさんのパンツに、
インナーのロングシャツは完売したkhadi & coのもの。
白系を重ねて小物の黒で締めて。
ソックスは色遊び。
スリットが軽やかで、いろいろなものに重ねやすい。
起毛したセーターと違って、室内でも取り入れやすいし、
毛玉が出来にくいという利点もある。
何より、我々としてはちょっと新鮮でした。
ストールでは目を引く差し色を取り入れて、、
コートを羽織る。(コートは完売いたしました)
black
ブラックはもっと長いシャツワンピースに合わせて。
それでも不自然さを感じさせないワイドなシルエット。
じわじわと寒くなる今年の冬、このくらいのクウォリティのセーターが
意外に活躍することが多いかも。インナーをコットンの定番シャツに
したり、ワンピースにしたり、ウールのブラウスにしたり。
最もシンプルにはこのように。
インナーには立ち上がりで完売したゴーシュの
コットンカシミアのハイネックタートルを着ています。
さほど厚着をしているようには見えませんが、温かい組み合わせ。
ストール、コートを合わせれば、当然真冬にも活躍します。
FACTORYの意外な一面、ガーター編みの綺麗なカーディガン。
若い頃には選ばなかったお洋服に、半ば憧れを持ってセレクトしています。
派手さはありませんが、ブローチやアクセサリーを取り入れて、
いつもと違ったコーディネートにも挑戦してください。