annabelle

富士の裾野

今から8年前の2014年の冬、アナベルで大人気だったスカートがありました。

まだボリュームのあるボトムスを皆さんが穿いていなかった時代、

FACTORYから発売されたバルーンスカートがとても新鮮で、珍しい

バンブーウール素材も相まって、大人気となりました。

しばらく登場しないな、、と思いつつ、すっかり忘れていた今シーズン、

どこかで見たことあるスカートが丈を伸ばして現れました。 

FACTORY
パンプキンスカート
硫化 Animal Brown ¥25,300(税込)

8年前のスカートをヒントにして再構築したデザインだそうです。

今回は張り感のある近江晒しを使用しているため、そしてボリュームを

加えて丈も長くなったため、穿いた時のシルエットはボリュームシルエットに

慣れた今でも十分な楽しいヴィジュアルです。

ウェストはゴムと紐です。

サイドポケット。

裏地との切り替えは非常に細やかで、ボリュームのあるシルエットを

集約したようなギャザー分量です。

色は2色展開で、ブラウンとグレー。

両色とも硫化染色という特殊な加工染色を行なっているため、

少し褪せた感触のある、味わい深い印象の2色です。

部分的ににじみやムラなども見て取れる素材です。

硫化グレー

8年前から比べると、随分ボリュームをアップした出立ちです。

NO CONTROL AIRのきちっと感のあるブルゾン風ジャケットに合わせて。

ワンサイズですが、かなり幅広い身長の人に合わせて素敵に

穿いていただけるスカートです。

FACTORYさんの基準が160cmくらいですので、155cmの

妻だと少し長めの見本ということでしょうか。

引きずるような感覚はないので、小柄な方でもカッコ良く

穿いていただけると思います。

先日ご紹介したmuniのジャケットに合わせてカジュアルに。

グレーはゆったりしたFIRMUMのトレーナーにあわせて。

この着丈が似合うとなると、合わせられる幅も広く、

スタイリングには使いやすいスカートです。

バルーンスカートというと、アナベルではSUSURIのマーチスカートが

お馴染みですが、こちらは捻っているわけではなく、布地のボリュームによって

着用して動いたときにこのように見えたり、見えなかったりします。

セーターを合わせるのも楽しみなスカートですね。

こちらは先日入荷したTRAVAIL MANUELのフードブルゾンを。

アウターらしいアウターを纏うと、一気に季節を感じますね。

初めはTシャツの上に着たり、シャツに軽く羽織ったり。

ショート丈って言われていますけど、実はお尻が半分は

隠れるような長さがあるのです。

スカートの着丈とのバランスもいいですね。

羽織ってレイヤーを見せて。

内側はこんな具合です。

ゴーシュのノーカラーシャツに、

ARTEPOVERAのカットソーのベスト。

ベストはゆったりしたデザインで、さまざまな

ブラウスやチュニックに重ねて遊べそうなデザインです。

裏起毛していますので、秋口はしばらく主役にもなってくれそうな

ベストですよ。

素材的には通年穿いていただけるようなタッチです。

春などは間違いなく素敵に活躍することでしょう。

コートを合わせるのも楽しみなスカートです。

ニット小物との組み合わせも楽しみつつ、タイツや

ニーハイソックスでポイントを作って、

その富士の裾野のような迫力をお楽しみください。

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