annabelle

新しい一歩を

今年のテーマは「変化」です。バイイングは昨年から始まっているので、ちょうど1年ほど前からどんな変化を加えていこうか?色々と頭の中で巡らせておりました。昨日もブログで書いた通り、さらに遡ること1年前、今から2年ほど前から少しづつ「綺麗め」は意識しておりました。ガラリと変化をさせるのは面白さはあるけど少し芸がないし今までの洋服が活かせないからそうではなくて、今までの積み重ねに加えて、今グッとくる何かを考えておりました。一つは昨日もご紹介していたスポーティーな要素。もう一つは言い方がとても難しいのですが、、エレガントな雰囲気を出せるもの?ハイエンドな雰囲気?を今までのお洋服に足すと面白いのでは?というイメージ。2つとも大きく括るとやっぱりスポーティなんですが。。

今日は、それを結構意識してバイイングしたアイテムのご紹介です。

HAVERSACK ウルトラスウェードブルゾン ¥75,900(税込)

レザー?にしては価格が今の本革のお値段ではない。実は現在の最高技術で作られた人工皮革で、ポリエステルなんです。僕も人工皮革は知ってはいましたが、ここまでレザーらしさが出ているものかと驚きました。圧倒的にレザーと異なるのは「匂い」「軽さ」「価格」でしょう。革の匂いはもちろんしませんし、スウェードのような起毛感はありますが、粉が落ちるようなこともない。そして軽い。

袖付けはとてもクラシカルで大ぶりです。かっこいい。

一瞬、プルオーバー?と思ってしまう不思議なデザインです。短いジップの隣に見える比翼布に、開閉用の長いジップが付いています。ヴィンテージに精通したデザイナーですから、何かこういったデザインが昔あったのかと聞いてみると、これはデザイナーのオリジナルデザインで、ヴィンテージでも見たことはないそうです。僕も見たことがない。

開ける場所を少しずらすだけで表情も変わりますし、短いジップの方を開けて着ていると、レザーなのにプルオーバー?みたいな不思議な感覚に見惚れてしまうお洋服です。

ウェスト周りは背面のシャーリングもあってキュッとブラウジングしたコンパクトなデザイン。バックルで微調整が可能です。

背面のシャーリング。

これだけジップを多用しているジャケットの袖口はボタン。カフの先端も丸くておしゃれ。

素材表面は僅かに起毛したソフトなタッチで、柔らかく滑らかで軽い素材です。

こちらがネイビーです。

裏地付きで着用シーズンの長いブルゾンです。春から初夏だけでなく、晩夏初秋と冬の入り口あたりにも活躍します。左側に内ポケが付いています。

ベージュはアナベルらしいSP(エシュペー)のワイドチノに合わせて。ゆったりしたブラウスやカットソーを合わせたり、ワンピースチュニックを重ねることはもうお馴染みですが、こんなブルゾンを合わせると少し新鮮な気分です。

後はシャーリングがあってブラウジングしますので、ヒップあたりで綺麗に収まるブルゾンです。

閉めてビシッと着るのもかっこいいのですが、羽織るだけでもとても素敵です。

インナーにはARTEPOVERAのリネンブラウスをタックインしてみました。4月中旬あたりでちょうどいい服装でしょうか。

ネイビーはボリュームのあるジャンパースカートに合わせて着てみました。こちらもいつものアナベルで提案している雰囲気にプラスしたイメージです。

blue in greenのジャンパースカートに合わせて足元はブーツで。インナーに変化をつけて、長いシーズンでお楽しみいただきたいお洋服です。

ロングワンピースやロングスカートに合わせるとややハードな印象もあってかっこいい。アームホールが広いので、着られないデザインのお洋服はないと思います。色々なものに合わせてお楽しみください。

ネイビーはもう一つスタイリング。同じHAVERSACKのサロペットに合わせて首元にはASEEDONCLOUDのチーフを巻いてみました。サロペットは小さい方のサイズが完売で、実はちょっと大きめを着て撮影しています。しかし違和感はありませんね。さすが同じブランド同士の相性の良さ。

ネイビーのセットアップだとこれからに向けて少し重かったので、カバンは白で首元には明るいチーフを取り入れました。ハンカチなので、気軽に取り入れていただけるのではないでしょうか。

サロペットとの相性はとても良さそうです。annabelleでお馴染みのサカナヤパンツなんかにも似合いそう。今までですとカーディガンの提案が多かったと思いますが、思い切ってこういったものを取り入れるのも変化が出ておすすめです。春は何かと変化を希み、新しい一歩を踏み出したくなる季節ですが、特に今年は強くそう思います。

 

 

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