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式典2025

節分、立春を過ぎると、洋服屋としては本格的な春の訪れをお客様に伝えていく季節な訳ですが、毎年のことながら東京近郊はこの節分・立春のあたりがとにかく一番寒い。「何をやったら楽しいかな?」って考えていて、当時はほとんどお店に関わっていなかった妻に相談したところ、何を話したか、、中身はいくら考えても思い出せないのですが、とにかく二人でハイボールを10杯くらい呑みながらやろうと決まったのがこの式典でした。

西別府さんに装飾を依頼し、JEUJYEIさんにレースのネックレスを中心にアクセサリーをご用意していただいた。NO CONTROL AIR中心の少しクールな感触の装いに、二人の装飾がとてもannabelleらしく収まったお気に入りの式典スタイルが出来上がった。お洋服を着ただけの状態に、JEUJYEIのネックレスをして、、西別府さんのブローチをつけてみる。この一連を大きな鏡の前で行うと、この二つの装飾品の威力に驚くのです。アクセサリーは普段から販売していますが、そのどれにもない特別な華々しさがあるのを感じられた。一見甘さを感じさせるレースのネックレスは、実際に着けてみると、ないと困るくらいにいきなりブラックフォーマルを華やかにしてくれる。その華やかさにガツンと個性をプラスしてくれるのが西別府さんのブローチなわけです。

今年もNO CONTROL AIRのフォーマルシリーズと、フォーマル感覚で着ていただけそうな素材感のセットアップを幾つがご紹介したいと思います。

<通信販売はこちら>

NO CONTROL AIR フォーマルAラインワンピース ¥42,350(税込)

まずは定番で長く続いているワンピース。Aラインで袖丈の短いデザインは、上にジャケットを羽織ることで夏場の式典や冠婚葬祭にも対応できる。ジャケットは何かあるので、、という方が買われることも多いワンピースです。素材に関しては「フォーマル専門」の生地屋さんが作っている「フォーマル用」の生地を使用しています。このワンピースに限らず、フォーマル素材を使って遊びのあるお洋服となると、探してもなかなか見つからないもの。式典をやり始めた一番の理由はそこでした。

このワンピースはその中でもとてもシンプルな存在ではありますが、この着丈をフォーマル用で探すと候補が少ないのは確かです。やっぱりもう10cmくらい短いものが多い。このワンピースのお気に入りポイントは着丈がしっかり長く、長過ぎないところです。

上に同素材のショート丈のジャケットを合わせるとこんな具合です。袖丈は、腕の短めである妻が着ても少し短いので、わざと短めにデザインしていることがわかります。手首にもアックセサリーをつけたり、手首がシュッと見えるニットやカットソーのインナーを見せることでバランスが良く見えるジャケットです。

NO CONTROL AIR フォーマルショートジャケット ¥40,700(税込)

ワンピースと同じ4シーズンのフォーマル素材。着丈が短めで身頃にはゆとりがあるゆるくてかっこいいデザインです。着丈もコンパクトなので、お手持ちのワンピースやパンツにも合わせやすいのではないでしょうか。

こちらは新登場のスカートに合わせてショートジャケット。ヒールとかパンプスもかっこいいのですが、春の式典は、3月あたりならR.U.のブーツも素敵です。特にこのスカートには似合う気がします。

NO CONTROL AIR Aラインタックスカート ¥31,900(税込)

こちらも素材は同じく本格的なフォーマル素材ですが、何と言ってもパッと見でわかるフロントのタックがクールです。だいぶ前側にはなりますが、このタックの内側にポケットもございます。

こんな風に隠れている。

僕ら夫婦もそうでしたが、卒業式とか入学式とか、結婚式とか葬儀とか。そういった式典に着ていくお洋服も出来たらお気に入りを用意しておきたいですよね。一度買ったら早々買い換えることもないからこそ。式典を始めようと思った時期、我々夫婦も下の男子が小学校入学のタイミングでした。僕はずっとNO CONTROL AIRで妻はNO CONTROL AIRかSUSURIのワンピース。SUSURIさんの洋服はちょっと高価だな、、と思うこともあるのですが、着ちゃうと満足させられるらしく、半々くらいで登場しています。

同じスカートにジャケットだけ入れ替えてみました。定番のノーカラージャケット。どちらが良いかはまるっきり好みですが、定番の方は裏地付きでショートの方は一重です。着た時により「ちゃんと感」が出るのはこちらの定番ノーカラージャケットかな。ですので、喪服も兼ねたいという人にはこちらのジャケットと何かをセットでお勧めしています。喪服は別にあるから、、という人は汎用性の高いショートタイプが良いのではないでしょうか。

NO CONTROL AIR ノーカラージャケット ¥42,350(税込)

こちらはフォーマル素材シリーズの定番ジャケットで昔からずっとお取り扱いしているデザインです。安心感のある着用感で、こちらとパンツやスカートのセットを持っていれば、冠婚葬祭も大丈夫。今回実はannabelleではあらためて仕入れをしておらず、昨年の在庫を継続して販売していますのでお値段が据え置きです。(今期の価格は¥46,200)

シンプルなテーパードパンツに合わせるとこんな感じです。だいたい例年、最も安心感のある組み合わせとして人気です。パンツは細過ぎず、太過ぎず、少し丈がコンパクトで足元が軽くておしゃれに見えるパンツです。

NO CONTROL AIR フォーマルテーパーパンツ ¥31,900(税込)

NO CONTROL AIRのカジュアル素材の定番パンツをフォーマル素材で作ったパンツと言ったところ。たぶん平均して嫌いな人がいないパンツだと思います。目立つほどのインパクトはないのですが、「なんかいい」「なんかおしゃれ」というさりげなさが素敵ですので、「冠婚葬祭にも着たい」「目立ち過ぎるのは困る」という人にピッタリなボトムスなのだと思います。

ちょっと目立ちたい人はコレ。妻が今年の我が家の式典に向けて選んだのがこのサロペットでした。ちなみに冠婚葬祭ようにAラインワンピースは別個に所持しています。

NO CONTROL AIR フォーマルサロペット ¥48,400(税込)

「フォーマルサロペット」というと何か変な感じですが、フォーマル素材を使ったサロペットということです。卒業式や入学式は特に「式典用」ではなく普段着の延長にあるもので何とかしたいという人も多くいます。先ほどのスカートもそうですが、こちらのサロペットも単体で普段から着ることができる洋服です。しかし今回は、実は店頭で予想以上に売れてしまい、、サイズ2(155cmの妻のサイズ)が完売となってしまいました。(メーカー在庫もありませんでした)今回は小柄な方には申し訳ありませんが、サイズ3(165cm前後の方)のみのご紹介となります。

普通の白いTシャツに合わせてもカッコ良さそうですよね。

こちらは同じくNO CONTROL AIRのマカロニポリエステル素材のAラインワンピースです。こちらは以前にannabelleで別注をして作っていただいたワンピースで、ブラックやネイビーが多い式典のシーンに明るい色を取り入れたいという方に向けてぴったりのシリーズです。こちらはオフホワイトでお値段は¥29,700(税込)です。

同じくエクリュ。こちらのシリーズは今年のものではありませんので、すでにサイズが欠けているサイズやお色がございますがご了承ください。

こちらがブラックです。フォーマルのブラックと比較すると浅いブラックで、ブラックでも明るめです。素材感から見ても、色々な素材に合わせやすい汎用性も感じますので、ジャケットや上着は何かお持ちで、その下に着る何かをお探しのお客様にお勧めしています。

それと同じような感覚で用意した素材シリーズがこちらのドレープカルゼです。Aラインワンピースと比べて、ブラウスのような袖が付いていますので、長袖のシャツワンピースが良いという方にはこちらがお勧めです。

こちらは昨年の写真ですが、同素材のジャケットを合わせて着ていただくと寒い季節にもある程度対応ができるセットです。

こちらがネイビーで、価格は¥36,300(税込)です。今年はこの2色に加えてブラックもございますが、annabelleではワンピースはこの2色のみの販売となります。パンツとジャケットは3色展開です。

NO CONTROL AIR ドレープカルゼドルマンJK ¥42,350(税込)

このシリーズは、通勤に使える人も多くいるのではないか?という感覚でここ2年扱っているシリーズです。正直、式典目的で購入される方よりも、「お仕事用に少し変わった、持っていない服」という感じでご購入いただいているケースのほうが多いかもしれません。

NO CONTROL AIR ドレープカルゼテーパーパンツ ¥30,250(税込)

こちらのパンツとセットアップで着ることで、通勤にも式典にもぴったりなスタイルが出来上がります。

ライトグレーやミディアムグレーよりも少しなんというか、、モード感のあるスレートグレー。モノトーンがよく似合います。昨年はインナーホワイトでしたが、今年はブラック。淡いペールトーンも相性が良さそうなグレーです。

こちらはネイビーです。ネイビーというと制服感が強くなりがちですが、こちらは明るいネイビーでその心配はありません。アクセサリーもしっかり映える明るいネイビーです。

ネイビーはen.さんのブローチを使って前を留めています。

ブラックはklauseのシャツブラウスでモノトーンで。ボタンがない分、羽織り感が出て他のジャケットとの差別化もしっかりとされています。温かい季節にもジャケットが必要な時など、ノースリーブにこれを羽織れば大丈夫。カジュアルな洋服で少しかしこまりたい時、Tシャツにこれを羽織れば大丈夫。そんな具合に、これはこれでフォーマル素材にはない素質を持っています。

それぞれのスタイリング写真は通信販売ページに全て掲載していますので、そちらで過去のスタイリングも一緒にお楽しみください!本日これから、遅くなりましたが全て同時に公開いたします。

 

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