annabelle

スルスルTee各種

「素材」は何にしても重要な要素です。料理にとって食材は命のような存在なのでしょうし、陶器にして見れば土で個性が出るのでしょう。僕の好きな自転車なども、フレームの素材でお値段は100倍近く変わってきます。ですから、モノ作りをするデザイナーが「素材」にこだわるのは、当然なのだと思いますし、我々のようなバイヤーも、まず素材を気にかけます。それは一旦お客様の手に渡って、着て良かったらファンになってくれるから。

CLOSELY Tシャツ ¥8,580(税込)

洋服を選ぶ時、たくさんの要素があると思います。その中で最も重要視しているのが「素材」です。経験上、素材が良いと長く着ることが多いような気がしていますが、それは単純に丈夫、心地いい、ということ以上の何か、、自分の心にフィットしてくる感情が「何度も着る」ということに繋がるようです。

もちろん、全然素材が良くない古着屋さんで買ったTシャツでも同じようなことが起こるので、素材が良ければいいというものでもありませんが。。大人の女性にシンプルなTシャツを提案するのはとても難しいのですが、CLOSELYのTシャツはぜひお勧めしたいものの一つです。

デザインには「好み」がありますが、こちらのTシャツはちょっとした工夫が気に入っています。前から見ると通常ある袖付けの縫い目などがなく、フロントは一つのピースで構成されています。

しかし後ろからみると、ラグランスリーブのような切り替えがあります。通常は前身、後身、袖2枚、と4つのパーツで構成されるTシャツがほとんどですが、このTシャツは変形した前身と後身の2パーツ。なんかかっこいいんです。

しかも素材は80/2のスーピマ糸で、薄手の素材ながらスルスルとした滑らかさと、白でも透けにくい程よい肉感が心地いい素材です。スーピマコットンコットンは超長綿ですので、型崩れしづらく、手洗いでケアして頂ければ長く愛用できる素材です。また、洗い上がりもソフトで心地いい素材です。

CLOSELYは、他にない色合いも特徴的なブランドですが、今回はこの3色展開です。

コーラルはアプリコットのようなオレンジのような優しい赤系の色味です。

これもTシャツには珍しいグレー。クールな印象のグレーは視覚的にも清涼感をお楽しみいただけます。

klauseのパンツにシンプルに。

Tシャツに何を求めるかで、選ぶものが変わりますよね。CLOSELYのこちらのTシャツは、大人の女性が休日をご近所で過ごすような時、ちょっと外に出る時もお部屋でくつろぐ時も、一日中着ていられるような贅沢な着心地のTシャツです。

袖丈は、少年ぽくなりがちなしっかりした半袖の長さがあるものの、着ていただくととても女性らしいシルエットです。

こんな夏中着ていただけるカーディガンとの組み合わせも最高に心地いい。

デニムみたいなカジュアルなパンツにさりげなく合わせても素敵です。旅行にもぴったりのスタイルですね。

ジャンパースカートのインナーとしても。

グレーはインナー使いの写真しかなかったみたい。撮り忘れました。。。

優しい色合いで馴染ませるようなトップスの色合わせ。

とても色合わせがしやすいグレーでしたので、ブラックやネイビーなどの濃色とも組み合わせてお使いください。

コーラルはブラックに。

個人的にはモノトーンに映えるコーラルが好きでした。ベージュなどに合わせると全く印象が変わります。優しいトーンのカラーリング。

わたくしは、あえて羽織もブラックに。

毎シーズン上質なTシャツを届けてくれるCLOSELYから、今回初めて登場した素敵な素材がありましたので、そちらも一緒にご紹介したいと思います。

CLOSELY コットンシルク鹿子Tee ¥10,780(税込)

コットンが80%、シルクが20%の大人素材。スルスルとした肌触りはもちろんのこと、鹿子というだけでこんなにも印象が変わるものかというほど、なんだか上品です。

Mint-Grey

これまたインポートのような色彩感覚の色。もちろん好みはあると思いますが、CLOSELYで出してくる色は、他で見ない色であることは確かです。

ネックはコンパクトで程よい下りのクルーネック。

着用するとこんな具合です。もうちょっとでも上までいくと難しいギリギリの素敵なクルーネックは好みです。

フレンチスリーブながらしっかりと二の腕をカバーする長さも魅力です。

Milk-Tee

ミルクティーといえばミルクティーですが、あずきのような色合いです。これまた見たことのない優しいおしゃれな色。

フレンチスリーブで、袖口はリブ付けになっています。

裾は折り返しでスリットが入るデザインです。

こちらはサラサラ、ヒラヒラの涼しげなブラックパンツに合わせて。

CLOSELYさんの出してくる色は、優しい印象の中間色が多いので、生成りやベージュでまとめると、優しいワントーンでまとまるのですが、僕の好みは黒や白を合わせた少しエッジの効いたカラーリング。

Deep-Well

見たことのない色名で、調べてみると「深井戸」という意味でした。なんともマニアックなネーミング。深井戸をあんまり見たことがないのでピンとはきませんが、、。チャコールグレーとスミクロの中間のような、こちらも優しい印象のブラック系統です。

マカロニポリエステルのバルーンパンツは、Tシャツとの組み合わせで本領を発揮するのか?と思うほどかっこいい。上質なCLOSELYの素材感が映える組み合わせです。

どう素材でもう一つはこちら。開襟が目立つシーズンでしたが、この鹿子で出されたら手が伸びました。そしてセレクトした一番の理由は、襟付きのこの手のカットソーが大の苦手な妻に展示会で着てもらったら、、本人も「あれ?」っていう顔が面白かったほど意外に似合っていたから。

ミントグレーにはダークブラウンのゴーシュのパンツを。

襟はリブ編みで作ったものが付けられています。開襟POLO。

袖も身頃もゆったりとしていますが、細身のパンツにもよく似合います。

シルクが入っているだけに、ソフトで綺麗なドレープ感もある素材です。

太いパンツにも合わせたかったですが、色々撮りながら気がつけば全部ゴーシュのテーパーパンツで合わせちゃいました。これこそマカロニに合わせたら、めちゃくちゃおしゃれなワンツーコーデ。

シルクが入っておりますが、ウォッシャブルですので家庭洗濯が可能です。鹿子はちょっといい気分転換になりますよ。僕も久しぶりに触った素材でした。汗が目立たなそうな色展開も嬉しいですよね。ぜひ夏のローテーションに入れてみてください。

 

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