annabelle

ずっと着てられる。。

端境期のファッションはおざなりにしようと思うと限りなく無関心でいられるのかもしれませんが、洋服好きとしては最も血が騒ぐ季節でもあります。端境期というと春の2月や3月もそれに当たりますが、ファッション的に季節の変化を見せるのが難しいのは僕の中では秋の端境期です。その一番の理由は、ブランド側からのそこの提案が少ないし、あるとするとやっぱり使える長袖シャツやブラウスが多く見かけるパターンです。アナベルでもそこはそこである程度のご用意はあるのですが、それ以外で何か?となるとトップスではなかなか見かけない。今日はまさにそこにハマるお洋服です。

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SUSURI ブライニーブラウス ¥37,400(税込)

デザインには見覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。この春夏シーズンの立ち上がりに入荷したカラフルな花柄のブライニーブラウスは記憶に新しい。今回は芍薬のモチーフをバックカットジャカードで秋冬らしく仕立てています。

立体的な模様は奥行きがあって上質感を感じます。

裾の極端なフレアラインが素敵です。

背面にボタンが付いたプルオーバーです。

ここが一番のポイントだと思いますが、横から見るとジャケットのベントに見える大きなボックスプリーツが施されます。とても個性的な仕様です。

そして一番のおすすめポイントはなんと言っても着用期間の長さと無理のないオールシーズンでの着回しです。

ますは今時期の晩夏初秋にぴったりです。暑いけどちょっと秋冬らしさが欲しい。今回はカーキのパンツに合わせていますが、もっと春っぽい明るい色めのボトムスに合わせたら初夏にも着ていただけることは間違いない。

ちょっと気温の下がる梅雨時期にはリネンのサラッとした羽織を合わせて心地良いし、このスタイリングは今もまさにちょうどいい。

こんなふうにセットアップや、そうでなくても綺麗めなスカートやパンツに合わせたら式典やあらたまった装いが必要な場面でも活躍する。

その上ゴーシュのコットンカシミアのタートルがこんな風にレイヤーできるからさらにスタイリングの幅と着用期間が広がっていく。

こんなタートルを合わせてちょうど良いのは10月末あたりから。

さらにこんな具合に羽織やカーディガン、ジャケットを重ねたら、これはまさにずっと、いつでも手に取れるブラウスということになる。ノースリーブのブラウスなのに、ずっとハンガーに吊ってクローゼットの手に取りやすいところに置いておきたいお洋服。素材やデザインのどこかが変わったら成り立たなくなる絶妙なバランスの年間着用できるお洋服なのです。

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