annabelle

自分もシャツは大好きで、ほぼ毎日のように着ています。だからこそ、シャツにはたくさんのバリエーションを求めてしまう。色、デザイン（着丈やボリューム感の違いなど）、ディテール（ギャザー使いや襟の違い、刺繍やプリント、染色）など、とにかくパッと見て着たいと思ってそれがシャツだったらすぐに買ってしまいます。今日はannabelleではずっと形を変えずにご紹介し続けている、お気に入りの刺繍シャツのご紹介です。

maison de soil　コットンエンブロイダリーシャツ　￥27,500（税込）

今年は前開きのフロントボタンのデザインでご紹介しています。素材はオーガニックコットン。軽くてフワッとした春夏に心地よいコットン素材を使用したシリーズ。刺繍に目がいくシャツなのですが、形もとても気に入っています。前後差のないシャツテールは、さまざまな形のパンツに合わせやすく、スカートやジャンパースカートにもコーディネートで使いやすい。タックインをしても着心地が良い。

しかし特徴はやっぱりこの刺繍。「手振りのミシン刺繍」で、インドならではのプロダクトです。機械刺繍したものを裁断して使っているのではなく、フロントヨークのパーツに一つ一つこの柄の刺繍をミシンで入れていく手法です。

フロントのボタンと袖口のカフスボタンは共布のくるみぼたんを使用しています。

強いカーブでサイドスリットのような角度です。縫い合わせの部分には当て布が施されています。

背面はこの上なくシンプル。

ブランドからは着丈違いで２サイズ販売されていますが、annabelleではこの通常のシャツ丈だけのお取り扱いです。ちなみにもうワンサイズはチュニック丈。

ネイビーは明るいしっかりした青みのある紺色で、ベージュやキナリ、ホワイト、オリーブグリーンなどにも似合うと思います。ネイビーのシャツは自分ではなかなかお気に入りが見つけられず、今のワードローブには2枚しかないのですが、これは展示会で見てとても気に入ったネイビーです。ホワイトもありましたが今年はホワイトから完売してしまいました。

深いスリットの入ったシャツテールは、見た目にも大きく影響しています。とても軽やかに見えるデザインです。シャツに何かを羽織ることが多くなるこれからの季節、そしてワンツーコーデが増えてくるゴールデンウィーク明け。長い期間、Tシャツのような感覚で大人っぽくスタイリングに取り入れて欲しいシャツ。ローテーションにこんな壁画のような刺繍物があってもいいと思いますよ。