Honnete 姉妹伴~留めたり開けたり結わいたり~
10代のころ、今の原宿竹下通りで
アルバイトをしていた時期があり、
暇さえあれば、近くのシカゴで古着をあさっていた。
当時は、シカゴも半分テントのようなお店で、
「¥500」と手書きされた段ボールの中に、
シャツやらTシャツやらがごちゃごちゃと置いてあった。
当時の日当が¥6,000くらいだっただろうか。
¥1,000程度の予算で段ボールをひっかきまわし、
Tシャツと、上から羽織るシャツを買ったりしていた。
着回しを考えるのもそのころから好きだった。
やっていることは、だいたい今と変わらない気もする。。
今日は、Honnete 姉妹伴、とても遅くなりましたが、
定番のギャザーブラウスをご紹介します。
ブラック
定石通りモノトーンでコーディネート。
身頃とバックヨークがつながった、クラシックな
デザインを生かすべく、後ろに抜いたり、抜かなかったり。
こちらは抜いて、ボタンを2つ開けています。
長めのカフスが印象的。
袖は肘が隠れるくらいまで落ちてきます。
カーキ(for annabelleカラー)
こちらは同トーンで、GASA のキナリの
パンツをロールアップで合わせています。
洋服のスタイリングは、バランスが命。
まず真似をして、自分の体形やキャラに合わせて
アレンジしてみてくださいね。
gasa grue の布地の大きなショルダーが、
スタイルイングの良きスパイスに。
フューシャピンク(姉妹伴カラー)
数年前に、姉妹伴カラーとして作ったこのお色。
今年はアナベルだけでの展開です。
何度見てもハッとするいい色味。
赤でもなく、ピンクでもなく、紫でもなく。
それぞれが重なり合って生まれる絶妙な色。
先日、大人気のうちに完売した、ぶかぶかパンツとの
相性もとても良い感じ。
フカイブルー(姉妹伴カラー)
青と緑の真ん中を意識して作ったブルーは、
藍染の色があせたような、深みを感じる鮮やかな青。
「スカイブルー」をいうときの調子で、
「フカイブルー」というのが色のイメージにもある。
フカイブルーは、白に清楚に鮮やかに。
裾の釦を一つ外し、腰回りに結わくようなアレンジで。
gasa grue の夏のキュロットは、
ワイドなバギーパンツのような印象もある。
カッコ良く。上品に。
カーマインレッド(姉妹伴カラー)
マニキュアを塗り重ねて出した絶妙な色。
洋服では見たことのない、ニュアンスのある色合い。
黒や白は間違いなくかっこいいのだけど、
あえて、カジュアルカラーにスタイリング。
意外にいい色合いになったかな。
ベージュは、カーキベージュのほうが相性良さそうですよ。
標準的な太さのチノパンと、
ふんわりビッグサイズなブラウスのアンバランス。
バランスは、整いすぎてもどうかと思う。
自分らしいアンバランスを見つけてみて。
きっと癖になりますよ。
夏に向けて、
留めたり、開けたり、結わいたり。
楽しんでいきましょう。