annabelle

これだけの猛暑で、

「暑い、暑い」と嫌気がさすほど口に出す日々も、

秋ということを意識したとたん、少し愛おしく感じる。

この感覚は、四季を通してこの夏から秋にかけての

移り変わりにしか感じない少し感傷的なものでもある。

それだけ「夏」は、やんちゃなのだろう。

やんちゃな季節を乗り越えてやってくる秋の服は、

実は春服と似た要素のものが多い。

暑くも寒くもない季節にちょうどいいお洋服。

秋の始まりはこちらから。

maison de soil

刺繍ブラウス ¥20,000+tax

フロント部分のほぼ全面を占める刺繍は、手振りのミシン刺繍。

機械刺繍とは異なり、人が刺繍ミシンを用いて、

布地を振り回しながら描いていくことから、手振りと呼ばれる。

60番単糸のオーガニックコットンを用いた

キャンブリックは、同ブランドの年間定番素材。

薄手でさらっとしたコットンは、一年中クローゼットに

かけておくにふさわしい素材です。

釦は袖口も含め、すべて共布のくるみボタン。

色は3色展開です。

左から、

Dk.Navy

Dk.Olive khaki

White

ダークネイビーは、言われても「うーん」と

うなるほど、ダークゆえ、ほとんどブラックに見えます。

通信販売でご検討される方は、「黒」と思っていただいたほうが

実際見た時にしっくりくるかもしれません。

ホワイトは、秋物で再入荷した

FIRMUMのスーピマコットンデニムに合わせて。

秋冬と聞くと、、

「WOOL」「セーター」「コート」などと想像が

秋を超えて冬になる方もたくさんいらっしゃるかもしれません。

春と夏が異なるように、秋と冬も着るものは大きく異なります。

秋は春と同じく年間着られそうなものが多い。

ウールより地厚な麻や、薄くも厚くもないコットン素材。

ちょっと袖をまくれば今にも着られそうなもの。

そんなものが多い。

ダークネイビーは、オリーブグリーンの

ワイドパンツに合わせて。

立秋はもう過ぎましたが、8月8日あたり。

立秋から、11月8日の立冬までの3か月間を秋という。

つまり、ほとんどの人がまだ本格的にWOOL のセーターも

着ていないし、冬のウールのコートなども着ていない。

秋の前半、ほとんど夏を感じながらコットンや

麻素材の秋色から始まる。

秋後半、前半に手に入れた秋色の麻やコットンに、

季節を感じられる巻物や羽織もの、

軽い一重のコートなどを着始める。

前半には履かなかった、長いソックスと

久しぶりに対面する。

春に買ったスカートに、

秋のシャツをスタイリング。

「春物」「秋物」という観念にとらわれず、

自分なりに季節を感じ、表現する。

いい意味で、どの季節の移り変わりよりも、

意識すればするほど良く目立つ。

そう、おしゃれに見える。

もちろん、暑さを我慢する必要はないのですが、

気持ちを秋に切り替えても良い季節になったのです。

少し寂しいけれど、やんちゃな夏ももう終わるのです。

そう思うと、もう少し夏を楽しんでやろうとも思うのです。

・・・・・

・・・・・

ごめんなさい。

明日から夏休みをいただきます。

8月13日~15日の3日間、もう少し夏を楽しんでやろうと思います。

すでに店内は、8割が秋冬物。

休み明けは、9割以上がそうなることでしょう。

皆さんも、夏をもう少し楽しみつつ、秋を感じにいらしてくださいね。


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