annabelle

こころの扉

はじめて洋服の仕事を教えてもらった人に、

「プロとアマチュアの違いは何か?」って聞かれて、

「ハッとするものが作れるかどうか。」と答えると、

柿の種の袋ではたかれたのを覚えている。

酔っていて、その人の答えは正確に覚えていないが、

・お客様(バイヤー)のニーズを探る

・常に原価意識を持つ

・納期を念頭に置く

たしかそんなようなことだったと思う。

それらも大切だと思うが、たぶん今聞かれても

答えは同じだろう。

「ハッとするものが作れる人」が第一線に残るのだ。

GASA*

見習いのレズリー ¥58,000+tax

大分量のギャザーワンピース。

共布のベルトはどちらで使っても素敵です。

スミクロのような、少し褪せたブラックの

ストライプは、コットンとシルク。

Cotton 65% Silk 35%

キラキラしすぎない、しっとりとしたシルクの

品格が漂う素敵な素材感。

GASA*お馴染みの白いボタンが良く似合う。

被って着るデザインですよ。

ギャザーのふくらみと湾曲で構成された

袖のデザインは、クラシカルでとても女性らしい。

GASA*ならではの素敵な個性の一つです。

ゆとりを持たせながらも、かっこいい

クラシカルな印象のデザイン。

ウェストのベルトは、細いほうを前にしてみました。

GASA*を着るとすぐになんでも欲しいという妻。

今年は別なものをオーダーしているから、

これは買えませんよ。

すごくかっこいいけど。

ベルト紐の太いほうを前にしてみました。

ハッとするものを季節に応じて作り続け、

毎回の展示会で志向を凝らし、たくさんの

洋服を見て回るバイヤーの心を動かす

GASA*のコレクション。

これこそプロの仕事。

妻の心など、毎回踊らされ過ぎて目が回っている。

– In a dream of  Mary –

扉を開けると、一夜限りの夢の世界。

マリーの妄想から生まれた旅のサーカス一座の

公演が始まります。

みんな人間の姿をしているけれど、実は。。。

GASA*Autumn & Winter Collection themeより

こころの扉をあけると、開放的な心持ちに。

ファッションや、洋服を着るという行為が、

その扉の鍵になりますように。

Other blog

  • 2024.11.23幸せな洋服屋more
  • 2024.11.18想像は霧の中more
  • 2024.11.14軽量おしゃれコートmore
  • 2024.11.12セレクトの妙more
  • 2024.11.08あのバランスのベストmore
  • 2024.11.07大人コートmore