annabelle

susuri　ファローコート　￥56,000+tax

先日、「暮らしとおしゃれの編集室」の連載にて

ご紹介させていただきました。

詳しくはそちらをご覧いただくとして、

補足的なディテールの写真やご説明をさせていただきます。

生地の一大産地、兵庫県の西脇、播州織のコットン素材は、

縦横ともにsusuriさんがオリジナルで色を選んだ絶妙カラー。

Sand beige 1色に絞り込んだ展開も潔い。

2枚袖の大きなラグランスリーブは、

袖口もたっぷりしている。

少しインターバルの空いた釦間隔はもちろんわざと。

キュッと留めた時の袖口のニュアンスが素敵です。

大きな箱ポケットは全体のバランサー。

こういった細かなディテールにデザイナーの好みが

ちりばめられていく。

フロントの仕様はトラディショナルな比翼仕立て。

大きな身頃に小さな襟。

ネック下にわずかに施された別布のストライプが効いている。

一重の仕様で、内側のパイピング始末はこの布で施される。

衿は立てるとこんな具合。

肌寒い時の防寒用に本格仕様の襟周り。

わりとしっかりと長いバックベント。

ロングコートには欠かせない。

視覚的なバランスもとりながら、

考えられた足さばき。

susuri　2019SS collection theme “pietra”

『モノクロ映像のパリパリとした質感から伝わる

長いこと変わらない素朴で穏やか、のんきで暖かい空気と

窒息しそうな閉塞感の中に偏るヒリヒリした空気』

susuri 2019SS theme より

暮らしとおしゃれの編集室 vol. ４「相棒」
http://kurashi-to-oshare.jp/fashion/62752/

も、ぜひご覧ください。