annabelle

姉妹伴~susuri マーチスカート

~姉妹伴(しまいはん)~
中国福建省、恵安地域に古くから伝わる文化風習で、
数名の女性たちが、幼いころから本当の姉妹のように
お互いの家を行き来し、寝食を共にします。
その絆は、本当の家族のように深く、固い絆で生涯続くのです。

その文化風習になぞらえて、西荻窪のpoefuさん と annabelle での
共同別注企画を「姉妹伴(しまいはん)」と呼んでいます。

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2012年の秋から始まったこの取り組みも今年で9年目。

もう11回目になるでしょうか。

お洋服のお仕事を通して知り合い、もう15年以上のお付き合いに

なる西荻窪poefuの柿本さんは、同じような目線でアパレル業界を見て、

似たような哲学を持って、年後の姉妹のような形でそれぞれ独立しました。

同じようなものを好みながらも、お洋服に対して、実はまったく異なる

ブランドセレクトをし、まったく違ったスタイリングを作ります。

poefuの柿本さんは、足し算、掛け算のスタイリングがとてもお上手です。

全くマネのできない私が得意なのは、引き算です。

いまだに、スタイリングを作るとき、最も参考にしているのは、

poefu柿本さんのスタイリングかもしれません。

そんな2人が同じお洋服を手に取って、いったいどんなスタイリングを

作るのか?まったく相談せずに本人たちもお互いに楽しみにしています。

この春夏は、Honneteの前にもう一つ、こちらを姉妹伴で展開しています。

susuri
バルーンマーチスカート
white(姉妹伴カラー) ¥29,000+tax

お互いに長年お取り扱いをしているsuusriさんから、

今では展示会に出てこない、名作スカートです。

高密度なシャツ生地として有名なタイプライタークロスです。

しかし、ただのタイプライタークロスではありません。

生地を染色する際に、高温の染窯で炊き出すように染色することで、

生地の表面には無数のしわ感や線が生まれ、素敵な味わいとなるのです。

タイプライタークロス特有のシャカシャカとしたタッチはやわらぎ、

ソフトでいて、高密度な素材感を表現しています。

特徴的な染色方法は、江戸時代には現在の東京で鉄窯で行われていました。

現在、こちらの生地はそのことから「東炊き(あずまだき)」と呼ばれています。

デザインも素材の特徴に負けないくらいのインパクトです。

バルーンデザインで、裏地と表地を合わせる際に、表地をよじることで

生まれる計算できないふくらみや凹凸感が面白い。

サイドにはポケットもございます。

サクラ(for annabelle)

春の桜をイメージしてannabelle用に特別に作っていただいた

別注カラーです。甘すぎず、明るく、黒や濃紺も似合う色合いを

イメージして作りました。

ラベンダー感覚のピンクです。

裏地はソフトなコットンの白を。

ウェストは大き目で、緩めのゴムとひもで調整可能です。

black

定番のブラックです。

もう何度もご紹介している定番カラーは、デザインもあって

とても軽やかな印象です。

大好きなデザインのスカートで、絞りに絞った3色展開。

カジュアルにはもちろんのこと、入学式や卒業式といった

式典でも活躍しますよ。

黒のブラウスをタックイン。

籠バッグを持って春らしく、軽やかなモノトーン。

見る角度によって着丈も変わります。

数字以上に長く感じますよ。

上からフードコート。

こちらのコートは完売いたしました。

コートの裾から覗くふくらみのあるスカートが可愛らしいのです。

トップスには丈の長いものも短いものもお勧めです。

式典にはジャケットや小物を駆使して活躍します。

式典用で用意せずに、普段着で乗り切りたい方へは、

こちらのスカートをお勧めしています。

コットンでカジュアルですが、合わせ方次第でとっても華やかです。

サクラ

柔らかい色と強い色は組み合わせるのが

難しく感じたりもするのですが、それがないように、

ブラックを合わせることをイメージして作った桜色。

柔らかいトーンでまとめたら、とても好相性です。

春らしくさわやかで、甘くなり過ぎずかっこいい。

FACTORYのリネンコットンのサマーニットは、

きちっとしたTシャツ感覚で着ていただけて、

一枚でも、ジャケットやスプリングコートのインナーにも活躍です。

上からゴーシュのコートを羽織って。

こちらのコートは完売いたしました。

こちらも軽い明るいトーンでスタイリングしてみました。

同色の刺繍が施されたシャツがとても印象に残ります。

上からkhadi and Coの羽織ワンピース。

こちらはダークネイビーです。

透け感のあるシルクのストールで華やかに。

こちらも裾から覗くバルーンスカートが可愛らしい。

式典にもとっても使いやすい。

ブラックにはチュニック丈を。

前から見ても横から見ても素敵です。

ブラック×ブラックのスタイリング。

トップスの丈も長く、黒と黒のスタイリングですが、

まったく重たくない。お気に入りのスタイリングです。

着丈の短いものは当然のことながら似合います。

栗で染めたジャケットは、ブラックとのいいトーンを奏でます。

ブラックももちろん、式典でも活躍することでしょう。

我々は、お客様以上に何度も何度もこのスカートを

目にしています。annabelleではもう5年目のお取り扱いになるでしょう。

妻の愛用するネイビーは、履きすぎて少し色あせた感もありますが、

まだまだ現役で大活躍です。新色を迎える日も近いでしょう。

そして意外なことに、長いお付き合いのスカートを姉妹伴で取り組むのは、

今回が初めてのこと。poefu の柿本さんが作るスタイリングが、

このスカートの許容範囲の広さを証明してくれることでしょう。

ベーシックが好きな人も、そうでない人も、ぜひ履いてみてください。

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