annabelle

ふんわりパンツ

われわれ夫婦もスタッフも、そしてお客様も、とにかく

最もよく履いているパンツと言えば、これです。

blue in green
オーガニックコットンふんわりパンツ
white ¥23,000+tax

我が家でも2本色違いで所持して夫婦で愛用しています。

こちらの素材は、昨年の夏から秋にかけて、様々な生地を

見せていただいた中で、我々が選んだ別注の素材になります。

生地をお願いする際に出した条件は、一年中使える生地が良いこと。

コットンベースで表情があること。その二つです。

こちらはオーガニックコットンでソフトなタッチを持ちながら、

ややハードなサテン織のような表情も併せ持つ。

さらに生地の表面にはネップが入り、より一層表情を豊かにしている。

案の定、昨年の8月から現在に至るまで、体の一部かのごとく、

とにかくよく履いている。

ウェストはひもなしのやや太めのゴムシャーリング。

締め付けはソフトで、心地いい。

また、タックインをしてもかっこよく見えるデザインである。

kinari(キナリ)¥23,000+tax

キナリはホワイトを履きたいけど汚れが気になる方や、

トップスによく白を合わせるが白×白になるりキナリで少し

配色を作りたい方、白のコントラストが強いと感じる方など、

ホワイトと似ているようで、意外にしっかり好みがわかれるところ。

もちろん、少数ですが両方持っている方もいらっしゃいます。

キナリは綿カス残しの生地を使用していますので、より表情が豊かです。

こちらが白との最も大きな違いになるかもしれません。

ホワイトと並べるとこのように。

indigo ¥26,000+tax

インディゴは前回と全く同じにするか、それともブラックを

オーバーダイして黒藍染にするか、、いろいろ迷っていくつかの

生地見本を作っていただいたりもした結果、昨年よりも青みの強い

明るいインディゴにしていただきました。

とても良い色合いに仕上がったと思います。

もう何度もご紹介しているので、ご存じの方も多いかとは思うのですが、

はじめてご覧いただく方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、

一応、blue in greenというブランドについて簡単にご説明いたします。

blue in green は、岡山の児島で「高城染工(たかしろせんこう)」という

染工場を営む角南(すなみ)さんが始めたインディゴや藍の手染めを得意とした

お洋服のブランドです。染工場の歴史は古く、創業は105年を超えています。

彼らの施す染は、民芸のそれそのものと言って良く、実はアパレル産業には

適していない面もたくさんあるのです。それは、「手で一つずつ染めるので、

時間がかかる」、「ご想像通り、手間がかかるためコストもかかる」

大きくはこの二つの理由で、洋服業界ではなかなか扱いが難しいとされています。

ですが、彼らのブランドは自社のモノだけを手掛け、そのお洋服に

触れることで、染色の良さも味わってもらいたいという思いから、

染に関しての利益をまったく度外視して、お洋服を作っています。

ですので、、たまに見かける手染めのインディゴや藍染めと比較して、

お値段の部分で見ても相当に抑えられたものになっております。

また、リピーターが増え始めたもう一つの大きな理由は、彼らが染めた

インディゴや藍染めは、白物と一緒に普通に洗濯機でお洗濯をしても

色移りがしないという点です。本来インディゴ染めはジーンズのような感覚で、

白いTシャツやシャツと気兼ねなく合わせ、お洗濯も単独でなく、

洗濯機に放り込めたらどんなに楽か。。そう思っていた方は多いはず。

彼らの染めたインディゴはまさにそれを実現しているのです。

並行して行っている工芸品としての藍染の暖簾や座布団が、百貨店で

販売されて40年、ただの一度も色移りのクレームを受けていないことが

その実績を物語っている。当然と言えば当然なのですが、人が様々な衣服で

何度もくぐる暖簾や、何度も座る座布団がいちいち色移りをしていたら

話にならないわけなのです。

彼らのその技術が、こちらのパンツで大変喜ばれているということなのです。

ここで一つ先に申し上げたいのですが、、写真は白が圧倒的に多いです。

こちらの商品が納品されたのは今月なのですが、我々の私物を

良く履いて撮影をしていたため、白がとっても多くなりました。

白はお勧めですが、ひいきしているわけではありません。。

冬もコートによく合わせていましたが、春も同じくです。

バランスよく、程よい個性を持って、いろいろな

お洋服に合わせやすいパンツです。

シルクカシミアのevam evaのシンプルなセーターに。

コンパクトなトップスとのボリュームバランスも大好きです。

一般的な丈感のジャケットです。

わたくしはGジャンもよく一緒に合わせています。

妻はワンピースやロングシャツと合わせることが多い気がします。

こんな具合に。

非常にシンプルなボーダーTシャツにフードコートの

羽織のコーディネートも、このパンツが入ることで

いつもと違った印象になってくれますよ。

重ね着の基準にもなりやすいパンツですよ。

ぜひ、今までにない重ね着に挑戦してください。

そしてタックイン。

本当に白が多いですよね。。

TOKIHOのシルクリネンのワンピースコートを羽織る。

これからご紹介するASEEDONCLOUDの素敵なコートと。

こちらは白に見えますが、キナリです。
靴も茶系にして、春ですが少し優しく暖色系でまとめてみました。
栗染めのショートジャケットを羽織り。
キナリはまだこれしか写真がございませんが、良かったら
前回の写真も一緒に参考にしてくださいね。
インディゴはシンプルに白シャツで。
この二つが汗で色移りすることもなく、一緒に洗濯できるとは。。
ちなみに、我が家で何度も洗濯していますが、本当にまったく
色移りいたしませんでした。
同じシャツをタックイン。
これも色移りが気になるとできませんよね。
FIRMUMの面白いブラウスにも。
このブラウス、展示会で実際に同じ組み合わせで試着して
可愛かったのでバイイングしたブラウスです。
太いパンツには合わせずらいかな?って思われがちな
着丈のロングシャツも合わせやすいパンツ。
まだお持ちでない方には、この3色がとってもお勧めです。
そして、もう2本目、3本目が欲しい方、来月には新色が
加わる予定です。色系はストーングレー。
そちらも楽しみにしてください。
このパンツを履くことで、新鮮な自分に出会えますことを。


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