想いを馳せて
映画のワンシーンを想像させる、
少しノスタルジーを感じさせる洋服です。
きっと登場した当初はとても画期的で、
どう着るか?考えるのにワクワクしたことでしょう。
GASA*「想いを馳せる」
スタンドカラーリボンブラウス
ブラックシリカ ¥36,000+tax
「着こなしが難しそう」という声が聞こえてきそうですが、
まったくそんなことはありません。
楽しいことはあっても難しいことはない。
全体にはゆったりとした作りのブラウスです。
着丈もやや長めです。
至るところに特徴がちりばめられていますが、
やはりスタンドカラー風のリボンが大きな特徴です。
何もせずにひもを垂らしても素敵なのですが、
巻く場合はこのようにまずは交差させてクルっと
巻き付けるように。
あとは前でリボン結びをしたり、
後ろで結わいたり。
どうやって着てみよう?
これは結わかずに垂らした感じ。
裾は出していてもこのパンツならバランスはいい。
そしてこのブラウスは、袖口も素敵なのです。
まるで小さなシャツ襟のよう。
キュッと留めたり、緩くしたり。
調整もできるし、ちょっと折り返しても可愛らしい。
裾のラウンドもあまり見ない、独特なカッティング。
でも着てみると、このデザインが軽さを生んでいます。
少しジャケットの様な印象です。
そして、この味わい深いブラックの染色も
特徴的です。「ブラックシリカ」という鉱物を
使用した天然染め。
深さとやさしさのあるブラックシリカ。
GASA*では当たり前に良く使用される鉱物染めですが、
非常に高価で、使用するデザイナーさんは多くはありません。
後ろ姿も素敵です。
大胆なインボックスプリーツが
裾まできれいに流れます。
タックインしてみました。
あわせて、ネック周りをすっきりと。
タートルネックのように巻き付けて、
後ろでリボン結びをしています。
こうしてみると、1900年代の写真集に現れそうな
クラシカルな雰囲気が漂います。
少し凛とした空気感が。
上着を着て、このように見せてみてもいい。
前から見たら、タートルネックのセーターを
着ているような印象です。
何を着ても重ね着が楽しくなりそうです。
前で結わいてリボンを見せてもいい。
その日の気分で楽しんでほしい。
まだ見ぬ未来に想いを馳せて。