annabelle

ラクラク(楽楽)コート

毎シーズンキルティングのAラインコートをご紹介してきた

Yarmo(ヤーモ)から、初めてのコットンモールスキンの
コートをご紹介します。お店でのご紹介は初めてですが、
3年ほど妻が着てきたのを見て、そして僕も時々借りて、
その良さを実感してきました。

Yarmo
ラボコート ¥41,800(税込)

コットンの表面を掻いて起毛させたモールスキンは、メンズのファッションでは
秋冬の定番的な存在ですが、レディースではベルベットや別珍に押されて少し
影を潜めた存在です。

Yarmoはイギリスのファクトリーブランドで、企業の制服や公務員や

学校の制服を賄っていた実績から、ワークジャケットやワークパンツ、
そしてそれらに準ずるメンズライクな洋服の製造を得意としています。
だから、このような素材使いが似合うのかもしれません。

ポケットはラボコートの名に相応しい大きな四角いパッチポケット。

袖はまっすぐに付いて、らしさが滲み出るデザインです。

肩が少し落ちているため、女性が着るといい具合にファッショナブル。

お気に入りはこの背面のインボックスプリーツ。

個人的に、このディテールからはヨーロッパ古着の印象を強く感じます。

左がトープで右がオリーブの2色展開です。

ワンピースの上に羽織るようにインナーを見せて。

襟を立てたこの状態がスタンダード。

ロングワンピースを下に着ていてもチラッと見え隠れする程度。

着用した際にも背面のこのプリーツはかっこいい。

印象を決定づけるデザインです。

こちらもインナーはSUSURIのジャンパースカートを。

こちらは襟を立てて第一ボタンを外して。

最もスタンドカラーが際立つ着方です。

横から見た際の豪快なAラインも素敵。

襟を返して着ることもできます。インナーを見せたい時や

タートルなどを着るときにはいいのかもしれません。
襟は洋服の顔のようなものですので、こういった選択肢があるのは
嬉しいところ。

着用期間がとても長かったのが実際に着てみて嬉しかったところです。

10月の末頃から少しづつ着始めて、11月、12月、そして電車通勤の僕も
自転車通勤の妻も年明けにも着ているのが素晴らしい。コットンですが
高密度でしっかりして、なおかつ起毛しているため風を通さない暖かさ。
インナーにしっかり温かいセーターを着ていただければ、冬の間
しっかり着ていただけます。
またベルベットと同じような見え方をするため、お洒落着として
ワンピースに合わせるのも様になり、そもそものワークスタイルは
言うまでもなく似合います。着たら全てを隠してくれる「楽」さと
たくさんの着方が模索できる「楽しさ」があるコートです。

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