真冬のワルツ
中世ヨーロッパの農民にとって、
踊ることが一番の娯楽であったという。
アルプスの麓で農民が踊っていたダンスは、
時を経てワルツとして都心の住民にも親しまれた。
そして、中世ヨーロッパの農婦のワンピースは、
現世でもっとも親しみのある形の一つでもある。
冬に向けて、お勧めのワンピースが入荷しました。
フランスを代表するファクトリーブランド、
ARMEN ブラッシュドドリルクロスワンピース ¥23,100(税込)
ネイビー
厚手でしっかりとしながらも、表面をソフトに
起毛したしなやかな素材は、昔の農婦が作業着で
着用していたかのような想像を働かせる。
女性らしいワンピースに相反するような、
男性的なヘリンボーンがおもしろい。
少し肌寒くなってきた今、
インナーにタートルネックを一枚着るとちょうどいい。
さらに寒くなったら、、、
今ではわずかしか残らない、本物のシェットランドシープで
彩られた、フェアアイル柄のニットベストが良く似合う。
maison de soilの大判ストールをぐるぐる巻けば、
かなりの寒さに耐えられる。そして、おしゃれ。
ポケットもしっかり付きます。
昔、昔の農婦たちは、手織りの麻や羊毛の布地を使って、
作業用ワンピースを作っていた。
冬の厳しい環境下では、羊毛で織ったり編んだりした、
大きな三角布を巻いていた。
数百年の時を経て、日本のファッションシーンの
もはや定番スタイルといっても良いようなものになるとは、
当時の誰もが想像すらしていない。
ただただ、環境や生活に合わせて着て、働いて。。
寒い、寒いアルプスの冬を、、
真冬のワルツを踊りながら。