印象論
大げさな表題です。
スタイリングは受ける印象を変えるための方法の一つです。
プロのスタイリストは、どういうイメージを発信したいかを
理解したうえで、それにのっとりコーディネートを作ります。
雑誌は、ターゲットの読者がはっきりしているので、
その読者が好きであろうコーディネートを作ります。
ですから、コーディネートの正解はたくさん存在します。
アナベルはアナベルらしく、今日はこれを紹介します。
maison de soil アランニットジレ ¥25,200(税込)
アルパカが約70%、ウールとナイロンが混紡されたニットジレ。
しっとりとした肌触りが印象的。ニットはインドではなく、イタリア製です。
こちらは、グレイッシュなモカブラウン。
付属のピンもブランドのオリジナルで雰囲気がある。
こういうジレでは、あまり着ている人を見かけない、
ブラック。
アランジレは、何となくナチュラルな印象が先行します。
それを裏切る意味でのモノトーンです。
このコーディネートの場合、印象を左右するのは
ボトムスです。
グレーの細身のパンツにヒール、クラッチバッグを
持ってもらうと、印象は一気に変わります。
が、、アナベルのイメージは、こんな感じです。
くるくる巻かれた襟がかわいらしい。
丈は、お尻が隠れる程度までございます。
そして、アウターに何を合わせるかでまた印象が変わります。
いろいろな選択肢がありますが、
今回はこれにしてみました。
もっとも個性的なタイプをコーディネートしてみました。
どことなく、和装を感じるコーディネート。
オーバーサイズのコートは、
一つ持っているとおもしろい。
細身のパンツに合わせてもかっこいいと思います。
アナベルは、大人の女性が楽しめる、
ちょっと個性的だけど普遍的な洋服とコーディネートを
提案し続けます。
寒くなりました。
重ね着の参考にしていただければ幸いです。