annabelle

アナベルいろ

シェットランドのセーターが好きだということは、

何となく伝わったかと思います。

今シーズンのアナベルでは、よりたくさんの色を

楽しんでいただきたく、先日もご紹介した

スコットランドの老舗、「JOHN TULLOCH」(ジョンタロック)に

色を別注いたしました。

僕らも楽しみにしていた、別注のカラーシェットランドをご紹介します。

JHON TULLOCH クルーネックニット ¥15,540(税込)

シルバーグレー(既存カラー)

ある意味、白より明るいのかもしれません。

既存カラーですが、実にいい色です。

アナベル別注カラー オーシャンブルー 

冬にはなかなか見たこともないぐらい、

スカッとしたきれいな青です。

こちらも表面をやや毛羽立たせた、シャギーな

シェットランドウールです。

アナベル別注カラー スカーレッド 

冬の差し色に、意外なほどに取り入れやすい。

混じりっけのない、原色に近い赤。

アナベル別注カラー 黄緑

こう見えて、色合わせがしやすいのが意外です。

アナベル別注カラー エクリュ 

遠目に見ると、ベージュです。

近くで見ると、グレーと黄金色がちらちら。

すごく好きな、ベーシックな色身です。

コーディネートは難しくありません。

現在、アナベルでは冬のズボンがなくなってしまい、

キュロット中心のコーディネートになってしまうことを

ご了承ください。

Travail Manuel のドラムパンツに、

シルバーグレー。

薄汚れ、、いや、、、

やや汚れの目立つ黒いブーツは妻の私物です。

とにかく一枚で暖かいシェットランド。

のぼせるから着ない、、という人もいるくらいです。

ニットの上に大判ストールを垂らし、

ゆったりしたソイルのメルトンコートを羽織ります。

Travail Mnauelのギャザーキュロット(妻私物)に、

シンプルに赤。

足もとに、ふわふわのレギンスとayameソックスで

ポイントを作ります。こうすることで、ただシンプルなだけでは

なくなります。

上には真冬もしのげる、サーモライトの入った、

HonneteのエンパイアJK。

大きい襟もとが特徴的です。

先日、バルーンブラウスで少し登場した、黄緑。

意外と安心して着ていただける、いい差し色です。

ゆとりのあるバルーンシャツを合わせます。

上にはTravail Manuelのフードブルゾンが良く似合います。

一枚でかなり暖かい、シェットランドセーター。

意外となさそうな、いい色を別注したつもりです。

アナベルいろ、ぜひ冬の差し色に。

<JOHN TULLOCH の洗濯表記について>

こちらの商品や、先日ご紹介したカーディガンも含め、

JOHN TULLOCH の商品は全て、「ドライクリーニング」表記となります。

この点に付いて、以下のような質問をメーカー側にいたしました。

「このニットは、ドライクリーニング表記になっていますが、

家庭洗濯(手洗)は、実験した結果、駄目だったんですか?

それとも、いろいろな洗濯環境を考えて、とりあえずドライにしてあるんですか?」

この質問に対し、

「とりあえず、ドライにしてあります。私は、家で洗濯しています。」

「また、今回の商品は、シャギーといって、表面を掻いた、毛羽のある

仕上がりにしているため、毛玉を少しでも軽減するためにドライにいたしました。」

という返答をいただいております。

メーカーでは、よくあることです。

全ての商品に関し、堅ろーど試験(自然光、紫外線、洗濯、摩擦などによる

耐久試験)や、縮率テスト(水洗いによる縮み)は生地の段階で必ず行います。

全ての市販される生地に、レベルを表す「級」がつけられ、定めれた数値をクリアー

しない限り、商品化はできません。しかし、これが確かなのは、「布帛」といわれる、

織物の布地です。ニット商品に関しては、糸から直接、商品が作られることから、

その点があいまいでした。特に冬のウール商品に関してはあいまいです。

お使いになる洗剤や、洗い方によって、予期せぬ事態が起こったりする

可能性があるということです。そのため、メーカーによっては、手洗いをしても

問題のない商品も含めて、ウールは全てドライで表記するメーカーも

多いのが現状です。

現在は、家庭洗濯の洗剤がかなり進化しており、普通のスーパーなどで売っている

おしゃれ着洗いの洗剤をお使いいただければ、ほとんどのセーターは、

ご家庭で手洗いしていただけます。また、毛の種類や染色、紡績の過程で、

しない方がいい商品もございますので、アナベルでお買い上げのお客様は、

店頭でご相談ください。

今回ご紹介の商品につきましては、ドライ表記ではございますが、

家庭でのおしゃれ着洗いの洗剤(エマールなど)を用いての手洗いは

問題ございません。

また、毛玉についても少しお話いたします。

毛玉は、毛である以上必ず発生する現象です。

毛玉が起きづらい毛はありますが、毛玉が起きない毛はありません。

高級だから毛玉が起きないというものでもありません。

毛の種類や、編み方、着用の頻度などによって変わってきます。

かばんや、手荷物で擦れる所は、ピリングが起きやすく、

後に毛玉になります。毛玉に対する付き合い方は、個人に

よって異なります。僕は、ほっておく派です。

毛玉を取ったところから、商品がやせていくからです。

毛玉を取って、きれいに着たい方は、多くならないうちに、

こまめに毛玉取りを行うことと、毛玉以外の毛を同時に

引っ張って抜かないようにすることをお勧めします。

いずれにしても、気に入った大切な商品を

長く、気持ちよくお使いいただくための自分なりの

付き合い方を見つけることが大切です。

他にも気になることがございましたら、ご質問ください。

この話が長すぎて、なんの紹介だったか忘れましたよね?

こちらです。

楽しい冬を過ごしましょう。

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