いいポケット 2014春
展示会をまわる時、必ず二人で出向きます。
そして、二人が気になった商品は写真を撮ります。
発注する気がない商品は写真は撮りません。
しかし、ごく稀に、、、例外があります。
写真は撮らなかったけど、数日過ぎても気になる商品。
そんなものがたまに出現します。
これを最初に発注したのは1年半前。
その時の情景は、今でも脳裏にやきついている。
Travail Manuel コットンミニ裏毛チュニック ¥13,650(税込)
オートミール
生成りベースにメランジ調にグレーの糸が混じっている。
春らしい、やさしいトーンのグレー。
こちらも濃淡の付いたグレーのトップ糸。
アナベルでこの商品を最初に発注した時、
確か同素材で、ドルマン袖のジップパーカと
ドルマンスウェットが一緒に並んでいた。
僕らはそのパーカーを写真に撮った。
でも撮った後に、このチュニックを触っていて、
「あー、ポケットが付いてるんだ。。」
そう思ったのを覚えている。
そのぐらいこのポケットの付きかたが気になったのだ。
今日は、「いいポケット」を初代からご覧いただきます。
コーディネートの参考になれば幸いです。
いいポケット 2013 春
今からちょうど1年前。
冬物のボレロを羽織ります。
今回よりやや薄いグレーでした。
いいポケット 2013 秋
妻、くり坊時代。
パンツスタイルには当然よく似合う。
切り替え位置にポケットが付くことで、
ポケットとしては全く存在感を消したまま、
着た時にコクーンのようなシルエットが現れるのは、
このポケットがあるからです。
こんなコートや羽織りものに良く似合います。
同じく、いいポケット 2013 秋。
こちらは、ややバルーンシルエットの太身のパンツに
タックインで合わせてみました。
そして今シーズン。。。。
いいポケット 2014 春。
ギャザーキュロットに合わせてみました。
おそらく、ワンピースに重ねても可愛いと思います。
切り替えの途中に、何気なく施されたポケット。
何気ないくせに、デザインシルエットを大きく左右するポケット。
まだ寒いこの季節、、、
インナーには温かいものを着用し、
白いロングシャツを着る。
その上からかぶってみる。
寒いので、、カシミアの大判ショールをかけてみる。
コートは、まだまだWOOLが手放せそうにない。
少し温かくなってきたら、、、
カシミアの代わりに綿麻のストールを巻こう。
Travail Manuel には、つい着てしまいそうな、
デイリーでいて、かつ特別感のある名作が多い。
ついつい、毎回同じものを発注してしまう。
次回はあるのだろうか?
楽しみだ。