Be ambitious
1978年、「ナウ」という小さなブティックが誕生する。
地元、栃木県足利市の人達にもファッションを
楽しんでもらいたい。。。
そんな思いから始めたそうだ。
5年後、、、
なんとお店の裏に工場を作る。
いいと思ったものをすぐに作って、
お店にならべる。
そのために、彼らは工場を作った。
そして、「FACTORY」と名前を変える。
まるでお惣菜屋さんのような洋服屋。
より良い素材を追求し、海外へと足を運び、
モンゴルの高地でカシミアヤギの毛を
自分の目と手で確かめ、刈る。
南米のペルーに赴いては、アルパカや
上質なペルーコットンを現地で自ら調達する。
持ち帰った原材料で糸を作り、生地を作る。
そして、洋服にして店にならべる。
今から30年も前に、そんな前衛的な手法で
お店を運営していた人がいたのだ。
現社長、野村氏の後継者たちは、自分たちの
活動をもっと多くの人へ向けて発信すべく、動き始めている。
2007年、デンマークの有名な展示会、出展も難しい、
「C.P.H. VISION」で、受賞を果たす。
自ら仕入れた最良の原材料を使い、
生地を作り、自らデザインをして、パターンをおこし、
裁断する。
そして、自ら縫製する。
さらに、自ら染める。
野村氏の息子さんは、いつも爪が真っ黒だ。
ネーム付けや仕上げも当然、自ら行っている。
そして、2010年、、、
今まで自分のお店でしか販売していなかった洋服を
ブランドにし、いよいよ全国に販売を開始する。
ブランド名は、『FACTORY』。
FACTORY バンブーコットンサルエルパンツ
ネイビー ¥17,000(税抜)
当然、オリジナルの素材です。
とろみがあって、サラッとした肌触り。
竹繊維が多く含まれており、これから始まる
暑い夏にむけてお勧めです。
マスタード
とろみがあって、縫製は難しい素材かと
思いますが、片玉のポケットを見る限り、
かなりきれいに縫われている。
オリーブカーキ
ダークパープル
妻がはいてもだらしなく見えないサルエルを
探していた僕にとって、これはまさに理想的。
シンプルな白いT-SHにR.U.のパンプス。
日が暮れるとまだまだ肌寒い。
ガーゼの心地よいカーディガンを肩から掛けて。
とにかく、気持ち良くて、履きやすい。。。らしい。
同じくマスタードをちょっと個性的にコーディネート。
orslow のインディゴストライプのブラウスに
MUUN の市松模様のかごバッグ。
ちょっと粋な後ろ姿。
薄手のカーディガンにT-SHでオリーブカーキ。
明るい色のボーダーT-SHにdanskoをあわせて、
シンプルなカジュアルスタイル。
先日ご紹介した、indigoロープ染めのサマーニットに
ダークパープルでシックなスタイルに。
色数を増やさず、落ち着きのある
中に、市松のかごバッグや
sashiki のラフィアハットなど、
シンプルながら個性のある小物使い。
足もとは昨年も大好評だった、ARCOPEDICOの
サンダルを。こちらは、今シーズンの新作です。
サックスブルーの涼しげなブラウスにネイビー。
ちょっとマニッシュな雰囲気を漂わせながら、、、
実は、後ろ身に大きなタックが入った可愛いブラウスが、
サルエルパンツと相まって、大人っぽくもリラックス感のある
素敵なヨコ姿を生み出します。
これだけのモノ作りができる彼らが、
ごくごく最近、ブランドとして活動し始め、
「足利から世界へ」という大きなスローガンを掲げ、
いったいどんな活躍を見せてくれるのか。
楽しみでしかたない。
Be ambitious!
<追記>
先日ご紹介した、インディゴサマーニットは、
2回目の洗濯では色落ちが少ないという記述を
しましたが、勘違いがありました。
色落ちは複数回、続きます。
詳しくは、通信販売ページをお読みください。
また、今回ご紹介した「FACTORY」の商品は、
サルエルパンツのほか、スカートが2つ。
イージーパンツが1つ。
T-SHが2つ。
入荷中です。
また、サルエルパンツのネイビーが、
すぐに完売になったため、現在追加手配中です。
5/29(木)に再入荷いたします。