布団コート
冬になると布団が恋しくなる。
いつまでもくるまっていたい。。
動物的本能でしょう。
寒いからね。
このコートの第一印象は、布団でした。
YARMO ワンボタンコート ¥32,000(税抜)
ネイビー
綿のコートなのになんかフワフワしてる。
何にも中綿なんか入ってないのに、
入ってるように見える。
まるで、布団の中身が寝相が悪くてズレたみたいに。。
すこしクシャっとしてる。
よく見ると、、
裏地と表地が同じように見えて、違う。。
どうやらここに秘密があるようだ。
いろいろスタイリングしたかったが、、
妻は忙しいのでワンスタイル。
FACTORY のバルーンスカートにコットンパーカー。
R.U.のワンストラップで女性らしさをプラス。
この上に、羽織ります。
きれいに、ピシッとしたコートじゃなきゃ嫌な人は、
無理なコートです。。ピシッとしません。
なんか裾もフワフワしてるし、
なんか袖口もグシャグシャしてます。
そういうコートです。
裄丈もすごく長いのですが、
最初から袖口をまくるのが前提です。
裄丈が90cmくらいあるので、腕が長い人でも
10cmくらいはまくる長さです。
この素敵なクシャクシャ感は、裏地と表地の
縮率、そしてその縫製仕様に秘密があります。
洋服に使われる布地の縮率は、だいたい3%~5%程度。
表地はそんな縮率です。
でも、裏地の縮率は10%くらいあるそうです。
わざと縮ませたくて、洋服では使わない布地を用いたそうです。
だから、裏地のほうが良く縮んでいるのです。
しかも、裏地が完全に表地と縫い合わさった、「無双仕立て」と呼ばれる
仕様で作ってあるので、、裏地が表地を引っ張って、このニュアンスが
生まれるのです。素敵です。
ボタンは一つ。
バストラインの下にくるので、細身ながら余裕を持って留められます。
webshop のほうでもご紹介していますが、
ボタンを閉めた写真を撮らなかったようです。
ごめんなさい。想像してください。
ちなみに暖かいかどうか?
暖かいです。
実は、昨年メンズのステンカラーコートで同クウォリティーの
コートを妻と変わりばんこに着ていました。
僕は自転車に乗らないので、歩きと電車なら、
1月、2月でも全然平気で着ていました。
妻は、1月に入ってから、自転車に乗る時は寒い!
と言って着なくなりました。
防寒性はそんなところです。
布団にくるまりたい季節、、
きっと活躍することでしょう。