しろ
白について考えてみると、
ちょっとした暇つぶしになる。
白という言葉の印象では、「清潔感」や「純白」、
といった、きれいな印象が頭に浮かぶ。
風にそよぐレースのカーテンは、
ネイビーでもなく、黄色でもなく、白がいい。
家電も「白物家電」という言葉があるくらい、
あたり前に白を選ぶ人が多い。
室内のクロスも白が多い。
なぜか?
印象を明るくする上に、どんな色やシチュエーションにも
よく馴染むからだろう。
枕カバーやシーツはどうだろう。やはり白か?
洋服はどうだろう?
Tシャツは白が最も好まれる。
シャツも同じくだ。
しかし、、パンツ、スカートになったとたん、、
色の優先順位はがらりと変わる。
僕自身にはそれがまったくないので、
本気でわからなくて、考えているとおもしろい。
妻に聞いてみる。。
汚れるからじゃない?
じゃ、Tシャツは何でいいの?
。。。。
パンツは洗濯が面倒なんじゃない?
。。。。
ふーーーん。。
謎の多い白のパンツがいくつか入荷しています。
まずは定番から。
orslow ホワイトデニム(105STANDARD)
¥12,800(税抜)
あれ?っと思った人もいるかもしれません。
そう、、以前のものと値段が違います。
妻が実際履いているものも、
¥15,800 でした。
その生地はつくれなくなって、いったん生産中止に
なっていましたが、生地が新しくなり、
値段も準じて変わった。。ということです。
以前ほどの厚みはないまでも、
年間通して履ける、いい素材です。
リベットの緑青(ろくしょう)も健在です。
白を取り入れた冬の装いです。
ホワイトデニムに、シンプルにネイビーのタートル。
タートルネックは糸衣のもの。
自身で着てみて、その良さには驚くばかり。
¥49,000(税抜)ですが、
ベビーカシミアのケーブル編みで、
このお値段に収めたのは、さすがです。
フルレングスでかなり長いので、
ロールアップするとこんな感じ。
最初から丈上げしてもいいのではないでしょうか。
ちなみに妻は、同じ形のインディゴデニムはサイズ4を、
ホワイトは、ジャストサイズの2を履いています。
maison de soil の白いワンピースにキャメルの
セーターを重ねます。
同色のストールを巻いて、、、
よーく見ると、
下にはしっかりホワイトデニム。
写真では表現が難しいのですが、
動くと、ワンピース一枚とまた少し違った良さが出ます。
上からは、この冬一番のお気に入り、
Honnete のショールカラーカーデを羽織ります。
明るく、春らしく、暖かく。
白のボトムスは、合わせるどんな色をも
明るく見せてくれる。。
そして、合わない色がない。
でもやっぱり敬遠する人も多い。
とても興味深い色なのです。
<おまけ>
妻がストールに付けているベージュのなにか。。
何でしょう。。
妻の食べかけのバターロール?
ある意味正解ですが、一応違います。
得意げに指をさしているこちらは、
帽子メーカーの「mature ha.」が作る、ブローチです。
帽子を作り始めた時から、ずっと気になっていたそうです。
「フエルトハットの切り落とした帽子のふち、、」
「何とかならないかな。」って。
帽子を作った時に、捨てるしかなかったこの部分を
何とかしようと考え始めて辿りついたのがこれ。
プロダクトデザイナー、戸田 祐希利にデザインを全て
依頼して完成したこのブローチは、
生活道具をデザインすることで、ちょっとした日常を豊かにする、
プロダクトデザイナーらしい仕上がりだ。
パッケージをよーく見ると、小さくこう書かれている。
mature らしいブローチです。