余白
半年くらい前から気にいっている言葉。
「余白」
人にもモノにも空間にも、、
もちろんファッションにも余白はあるはずだ。
内装のことを考えながら、
春夏のことを考えながら、
余白について考えていた。
これは「可能性」とも言える。
可能性はどこにでも存在するが、
余白のないところには現れない。
そんなヘンテコなことを考える。
やりきった、、と思ったら新しい余白を探せばいい。
きっと新しい何かが始まるはずだ。
今回、完全に二人だけでやりきった改装は、
つらかった思い出とともに、
新しい余白となったはずだ。
家でチクチク、チクチク。
憧れのナポレオン。
止めていた時計をチクタク、チクタク。
小さな明かりをたくさん集めよう。
目指したのは、ナチュラルさをかき消すような白使い。
でも、可愛らしさは損なわず。。
僕らを最も苦しめた大きな大きな壁面は、
時にはただただ、ガムシャラであることも必要だ、、
と教えてくれた。
繊細な和紙と強靭なコンクリートの素敵なアンマッチ。
たまにはイメージ通りにいくこともある。
春の商品も増えてきた店内。
木曜日から、本格的なご紹介を始めます。
冬の残像を感じながら、、
春に余白を探します。
ふーん、、と思って一旦受け入れてみる。
そうやって余白を探します。