ガーゼ
「ガーゼ」という響きを耳にして、
思い浮かべる印象は、人それぞれでしょう。
僕は、洋服に携わる前、まだ10代だったか、、
「ガーゼ」と聞いた時、想像したものは、
とても男性が身に付けるものではなく、
可愛らしい、刺繍かなにかが入ったもの。。
とにかく、僕には縁がない。
そう思っていた。
ところが、そういうことではないと気が付いたのは、
20代で、洋服のお仕事を本格的にするようになってからだ。
そもそも、男女など関係ないし、可愛いとも限らない。
そして、タイプライタークロスやチノクロス、オックスフォード
などのような、織組織の名前でもない。
大ざっぱに、甘織で吸水性に富んだ綿織物は、
総称して、「ガーゼ」なのだ。
そして、赤ちゃんのオムツや医療現場で主に活躍してきた。
そんな「ガーゼ」の存在に魅了されているデザイナーは多い。
ガーゼの語源をブランド名にしているデザイナーもたくさんいる。
どうやら、生地としての実務能力の高さに惹かれているようだ。
肌触りがいい。
汗を良く吸う。
乾きがいい。
ガーゼと言えば、このブランドでしょう。
ao(アオ)
シングルガーゼワイドギャザーキュロット
ホワイト ¥17,400 + tax
秋の入荷商品、最初のご紹介です。
秋ものとはいえ、素材はao で年間定番で使用するもの。
特に季節性はございません。
ブラック
ao といえば「ガーゼ」。
新潟の糸魚川で、自社で素材開発から手掛ける
本格派のガーゼブランド。
実は、僕自身のホームウェアーは、ほとんどが
ao のもの。
家着ではタイパンツを愛用し、Tシャツも長袖、半袖。
パジャマもao のものを着ている。
とにかく、肌触りがいい。
アナベルでは、ほかのセレクトと合いそうなものを
絞り込んで、ご紹介している。
晩夏に、evam eva のリネンニットと合わせて秋色で。
ヒップ周りでのボリュームも、ちょうどいい。
すらっときれいに履いていただけます。
ブラックは、相変わらず気になるオリエンタルな色合いで。
トップスはゴーシュの昨年のリネンシャツをタックイン。
ポケット付きで、贅沢にも共布の裏地付きです。
昔の僕のように、イメージが先行して、
取り入れたことがない人がいたら、おすすめです。
ガーゼを取り入れたほうが、生活が豊かになる気さえします。
心地よいガーゼに触れてみてください。
洗うほどに風合いは増してきます。
<annabelle 夏季休暇のお知らせ>
8月10日(水)~12日(金)は夏季休業日とさせていただきます。
また、8月8日(月)、9日(火)、13日(土)につきましては、
お昼時に、1時間お店を閉めて出ていることがございます。
あらかじめ、ご了承ください。
本日、ご紹介したao のガーゼギャザーキュロットは、
夏季休暇の都合上、通信販売でのご紹介は、
8月14日以降となります。
その前に通信販売をご希望の場合、メールにてお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
annabelle