付かず離れず
朝起きると、洗面所にいる僕に妻が寄ってきて、
「今日は展示会どこ行くの?」
珍しく、やる気を出している。
「susuriさんと、evam eva さん。」
「だから、渋谷と青山かな。」
それだけ聞くと、「ふーん。」と言って、
しばらく、どっかへ姿を消して、掃除機の音が聞こえてきた。
その音が聞こえなくなると、顔を洗っていた僕に近づいて来て、
「今日のお昼はさ、、シイタケ天かな、いやトリ天かな。」
「あれ?やしま行くよね?」
朝から展示会の前の昼ご飯に何を食べるかを真剣に考えていた。
秋ですね。
シャツ一枚がとても心地いい季節。
NO CONTROL AIR
テンセルコットンツイル丸首ブラウス
¥18,000+tax
形は同ブランドではおなじみの丸首のブラウス。
今回は奇麗なドレープ感の出るテンセルコットンのツイル素材。
もうご存知の方も多いかもしれないが、
釦は同ブランドの特注釦。
よく見ると、上部分のほうが面積が小さい。
ヨコから見ると台形のように見えるボタン。
彼らの洋服のほとんどに使われる、アイコン的存在。
袖付けも特徴的で、後ろから見たら
まるでジャケットのように見える。
肘部分にはふくらみを持たせるべく、ダーツが入る。
そして、いつも通り、袖丈は短め。
手首が少し見え隠れするくらい。
手の短い方には、ちょうどいい長そでかもしれません。
カラー展開は、ホワイト、エクリュベージュ、ブルー、ブラック。
全4色展開です。
食欲の秋全開の妻に着てもらいます。
ゴーシュのカツラギキュロットにホワイト。
とろみをもって体にまとわりつかない。
コットンにはない良さが化繊にはある。
そう信じて、そしてそれが楽しくて突き進み、
今では化繊使いが彼らの代名詞にもなっているほど。
ゴーシュのWOOLのワイドパンツに合わせて、
エクリュベージュ。
そうなのです。
こういう、かしこまりすぎず、でもカジュアルではない。
そんなスタイルを取り入れたい時、コットンシャツにはない、
いい塩梅の雰囲気を作り上げる。
着丈もやや短めですっきりした感じ。
ワイドパンツの相棒になりえるブラウスです。
TRAVAIL MANUEL のワイドパンツにブルー。
軽やかながら、どことなく品のある雰囲気。
でも家庭洗濯ができる。
気軽に付き合える、かしこまったスタイルが可能な服。
化繊はきっとそういう服を作るのに向いている。
そして、フィブリル加工という特殊な仕上げを
施したこちらの生地は、色がパキっとせず、
程よいフェード感が素敵です。
ブルーもややラベンダーがかった雰囲気で。
同じくTRAVAIL MANUEL のスノーデニムの
ワイドパンツに合わせて、ブラック。
ブルーとブラックが最も加工のフェード感が出ています。
釦も白で、ブラックの重さは全く感じない。
日中はまだ汗ばむ季節。
体に密着しすぎず、風通しがいい。
薄すぎず、厚すぎず。
付かず離れずがちょうどいい。