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Silk Kantha 〜巻いた方がいい

インドのカンタは、針仕事とセンスが光る楽しい商品ですが、元々は家族への愛情表現で、嫁入り道具の一つにもなっていたみたいです。動物や植物や神様が多くプリントされたシルク生地を刺し子状にした布地の用途は様々でしたが、アナベルではここ数シーズン、インドの手仕事に造詣が深い「muni(ムニ)」の武田さんのカンタストールが端境期の楽しみの一つとなっています。

カンタは2枚の布地を合わせて刺し子にしていますから、裏表一体で両面が楽しめることも大きな特徴です。それに、使ったり一回でも巻いてみると誰でもわかっていただける事ですが、見るのと巻くのでこうも違うのか?と思うくらい巻いた方が良いのもカンタの特徴でしょう。見て好き嫌いを判断しすぎないよう、まずは巻いてみるのがおすすめです。通信販売で検討されている方は、巻いた感じをじっくり見て比べてくださいね。

見るのと巻くので何が違うのか?それは、見ると細かいところが目に入りますが、巻くと細かいところは全く目に入らず、全体の色合いが全てになるという事です。ファッションに取り入れた場合、図案の意味合いや細かいプリント柄よりも、巻いた際の色合いがやっぱり重要です。だから、巻いた感じを見た方がいいのです。

今日、通信販売で細かい柄の裏表と、巻いた感じを両方見られるようにページを作りました。ぜひ参考にしながら、楽しく選んでみてください。派手なくらいがちょうどいいと思ってみると、きっとうまく選べると思います。シルクのクウォリティは秋冬も春夏も同様です。年間を考えて柄を選んでもいいですし、前回も購入してくださっているお客様は、キャラ違いのものを選んでもいい。全て一点ものです。感性を研ぎ澄まして、お楽しみください。

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