annabelle

驚きの涼しさ

「長袖でも絶対に涼しい生地って何ですか?」というストレートな質問をされることがあります。答えに困ることもありますが、この質問に関しては答えが決まっています。お値段のことはとりあえず横に置いておいて、それは上質なカディというのが僕の答えです。自分でも着ていて不思議なくらい、ぴったりして暑苦しそうなのに涼しくてつい手に取り着る回数が増えるのが「カディ」です。今日はそのカディの中でも凝った素材のノースリーブです。

<通信販売はこちら>

quitan コットンシルクカディブラウス ¥34,100(税込) SAKURA× DEEP NAVY

「khadi(カディ)」とは「手紡ぎ・手織り」の生地を指します。糸を手で紡いで、その糸を手織りした生地で、インドでしか手に入らない原始的な高級素材です。日本で流通しているものの多くがコットン100%のカディですが、今回quitanが使用しているこちらのカディは、コットン60%、シルク40%の贅沢な素材です。しかも蝦夷桜の木屑を用いた天然染。

フロントは小ぶりなクルーネック。近くで見るとほんのりと薄い桜色を感じるブロックチェック。

背面はカシュクール仕立てでVカット。

背面はカシュクールで生地の重なりがあります。

生地端を断ち切りにして、シンプルな中にらしさを表現しているように感じます。以前にも漠然とした印象で書きましたが、quitanはインポートブランドのような感触を覚えるブランドです。(個人的な感想)デザインソースから見るとコンサバな方へ偏りかねない中で、程よく女性らしさを感じさせつつ、古着・ヴィンテージが好きな人もつい手に取ってしまうディテールデザインが面白い。総じて上質感を放つ洋服でだと感じます。

SPのワイドパンツに合わせて。

長袖でも涼しく感じるカディのノースリーブですから、涼しいに決まっていますが、その涼しさは妻が目をまんまるとするほど。

このブラウスの一番の特徴は背面がカシュクールになっていること。取り外しができるデザインではなく、カシュクールの片側がひらひらとした布地の重なりを見ることができるデザインです。

片側だけ、このようなレイヤーが見られるブラウスです。

デザインを考えるとタックインが勿体無い感じもあるのですが、やってみるとかっこいい。

皆さんも、想像を超えるカディの素晴らしさを感じてみてください。驚きですよ。

 

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