彩のピアス
JEUJYEI(ジュージェイ)というとアナベルの「式典」の季節にお馴染みの作家さんです。今年は季節外れに季節に最高にマッチしたあのレースのピアスをご紹介します。
JEUJYEIの作品を初めて見たのは、もう7〜8年前。あるギャラリーでのことでした。まず気になったのは今は生産が難しくなってしまったストールでした。アナベルでも実は以前そのストールだけの展示を行ったことがあるほど気に入っていました。全ての作品にJEUJYEIさん独特(たぶん本人は自覚していない)の色彩感覚を載せていて、なんだかファッションが好きになったばかりの頃に引き戻されるような感覚を得られりるストールでした。
今回はいつも式典でご紹介しているレースのネックレスの脇で少しご紹介させていただいていたこちらのピアスを最適な季節でご紹介したいと思います。annabelleではエクリュやライトグレー、ブラックなどのシックな色合いしか見たことがない人も多いかもしれませんが、今回は梅雨明けのタイミングで元気の出るカラフルなものもご紹介したいと思います。
カラー展開はデザインによってまちまちですが、通信販売ページにわかりやすくまとめていますので種類や色はそちらでご確認をしてくださいね。
大きくシートタイプとロングタイプがあり、こちらがショートタイプの花柄。
こちらがショートの孔雀柄。
ジュージェイさんの作品は色合いに目がいきますが、レース作品としてとても見応えのある細やかなデザインのものが多く、そのほとんどがオリジナルデザインです。しかも毎年微妙な変化を楽しむようにオリジナルのカラー展開を増やしています。そう、彼女の作る作品は楽しそうです。
こちらがロングの孔雀柄。僕が初めて手にしたJEUJYEI作品は今は作れなくなったストールですが、それも少し鳥の羽のような唯一無二なデザインのストールでした。興味を持って聞いてみると、昔から鳥のモチーフが好きで製作を続けているとのこと。手塚治さんの火の鳥が大好きすぎて、興味が広がったそう。そういった純粋な興味から広がったものは楽しそうに見えるはずです。
こちらがロングの花。
ロングはそのままつけるととても長いピアスになりますが、実はアレンジが可能です。
こんな具合に。金具部分に中央を引っ掛けてボリュームのあるショート丈に変化させるアレンジです。実はアナベルでの撮影で使っている際にはだいたいこのアレンジバージョンで撮影しています。
そしてこちらが元々短いショート丈の花モチーフです。軽くて彩のあるコットンのピアスはヒラヒラと風に舞って夏に似合うピアスです。特に明るいカラーのものはこれからのワンピーススタイルにも取り入れて欲しい。あまりに式典の季節の印象の強い季節外れのJEUJYEIから、これからの夏にぴったりなピアスのご紹介でした。ぜひ通信販売ページもご覧ください。