orslow
orslow(オアスロウ)
オリジナリティーあるものをゆっくり作りたい、
それがブランド名の由来です。
18歳で渡米し、大好きなアメリカ古着を買いあさる日々。
着るのが好きだったが、そのうち解体し始めて、
その構造や時代背景に興味を持ち始める。
解体しては作り直すうち、似たようなものの中にも
細かな違いがあることがわかり、作る楽しみを感じる。
帰国後、大手のジーンズメーカーで企画に携わり、
その後独立し、2005年にorslow をスタート。
デニムにベージュのコートのスタイリングは、
自身の中で一度もすたれたことのないスタイリング。
とりわけ、今回ご紹介するデニムは、
シルエットも新鮮に映ったが、なんだか絶妙な
丈の長さが気に入ったのです。
orslow
バギーワイドデニム ¥14,800+tax
そう、シルエットはバギーなのです。
裾に向かって広がったシルエット。
この仕様も面白い。
ポケットのクチ布にジップが施され、
トップのスナップ釦で、多少サイズ調整ができる。
色はワンウォッシュで青味の強いオリジナルデニム素材。
9oz という軽さは、通年着用できる
嬉しい素材感。
所々ネップが入り、ツブツブの白糸が見える。
もちろん、縫製はチェーンステッチ。
ジーンズのいいところは、
カジュアルで汚れなどは気にする必要もないが、
スタイリング次第で、しっかり大人服になるところ。
こちらは、フラットな革靴に合わせて、
品のあるシルクのニットをコーディネート。
この丈感は、柄物のソックスで遊んでも良さそうだ。
ヒップ周りはしっかりホールドするサイズ感。
ワタリのあたりから、一気に広がるバギーパンツ。
上からゴーシュのカツラギコート。
シンプルだけどメリハリがあり、
インナーや靴、ソックスを変えることで、
たくさんのスタイリングが楽しめそうな組み合わせ。
リュックを背負って、スニーカーでも良さそうですね。
ヒールを合わせて黒でシックにスタイリング。
ストールを垂らしたら、すっかり秋。
ジーンズは革製品と同じ感覚です。
色落ちして、少しずつ自分だけのものになっていく感覚。
ゆっくりとオリジナリティーあるスタイリングを考えて。