annabelle

洋服を選ぶとき、いかに感覚的な人であっても、コートだけは理性が働きます。やっぱりクローゼットで嵩張る存在だし、単価も高いし、毎年買うものでもないから。なんとなく今年はウールの綺麗目が欲しい！とか、ダウンが欲しいとか、軽くて持ち運びに優れたものが欲しいとか、春も着られる薄手のコートが欲しいとか。そんな風に大雑把に決めて見ている方が多いのがコートです。今日は春も活躍しそうなワークコートのご紹介です。

FIRMUM　コットンワークコート　￥41,250（税込）

滑らかな強撚糸のコットン素材はとてもドライタッチで、間違いなく春も活躍するタイプのコートです。着用回数が多くなるので、このくらいのコートは数着持っていても良いと思います。衣替えをしてもずっと出しっぱなしのタイプですね。ショップコートという名の通り、襟は小さめのテーラーカラーのようなものが付いていて、スタンドにもなる。

Tシャツとかでカジュアルに着たい時や単純に防寒したい時にはかっこいいスタンド仕様。

こんな感じですね。パンツにはもちろん似合うのですが、女性ならではなスカートとの合わせも大好きなバランス。ワンピースも同じくです。裾から覗くようなロング丈が良いですね。

小さな襟はこのようにシャツ襟みたいに着てもいい。

こちらはブラックで、シャツ襟のように。タートルが出ていても素敵です。

生地はしっかりとした綾織のコットンで、いかにも丈夫な雰囲気です。家で洗濯も出来ますから、より着る頻度が上がりそうです。

底の丸いパッチポケットが可愛らしいポイントです。

ガバッと大きそうに感じますが、実はそうでもない。むしろFIRMUMにしては小さめかもしれません。小さいというと語弊があるか、、大きくない。しかし袖は太いしカーブが強くて特徴的。春はまくって羽織ったらかっこいい。

またリュックの類が似合います。

羽織った感じが実は一番素敵かもしれないコートです。春に春にばかり言っていると春のコートみたいですが、綾織でしっかりした打ち込みのある生地ですので、重くもないけど軽くもない。手に持っても負担には感じない程度の重さはある。だから風を通さない。冬は内側にセーターを着て、ストールをして。

膝下くらいの長さがあるコートです。僕みたいな電車通勤がほとんどで、仕事で外を歩くことが少ない人には意外と真冬でも出番があるコートです。ニットとベスト、薄手のニットとカーディガンなどの重ね着に合わせてもいい。

袖を大きくまくって軽さを出して。

さてさて、今年はどんなコートを選ぼうか。アナベルでは今年、薄手のコートを多めにセレクトしています。コートというととにかくあったかくて真冬を凌げるものをまずは求めます。でも実はそうでないコートの方が出番は多かったりすることに、薄々勘づいてきます。店頭ではよく言っていますが、防寒のコートをお持ちの方は、春も踏まえてこういったコートを持っておくと、季節の変わり目に重宝します。まだお持ちでない方にはおすすめの、パズルのピースを埋めるようなお洋服です。