cross the line
猫の大好きなうちの子供たちは、二人とも
猫アレルギー数値がすごい。
SUSURIの齊藤さんもかわいい猫を飼っている。
なんか、、猫が喜びそうな生地のお洋服です。
SUSURI
ouru smock
mokemoke jacquard
¥37,000+tax
映画の中のチャイナドレスからインスピレーションを
受けたというオリジナルジャカード柄は、色合いが独特で、
展示会場に入った瞬間に引き寄せられるものでした。
こちらも、今までのSUSURIにはなかった色彩のモノ。
脇にはスリットが。
黒いあて布がチャイナドレス感を増している。
そしてモケモケとした裏側。
バックカットジャカードと呼ばれる手法の織物で、
刺繍柄になっている箇所の裏側をカットしてふさふさした状態で
仕上げる織物である。
猫が手を出しそうなモケモケ具合です。。
スリットは、昔のロングシャツのような前気味の位置。
視覚的にも軽さを演出しています。
ひらひらとして、、猫が手を出しそう。。
裾のカッティングはこのように。
グローバル化した社会の中で、世界中の先進国の人々が
一斉に同じトレンド情報を共有し、よりストリートファッションが
均一化する中で、昔からデザインのベースとして参考にされてきた
それぞれのお国柄を象徴するような民族衣装や装飾は、
注目してしかるべき要素だと思います。
洋服好きの間でも長く好まれる要素の一つです。
ouru dress
mokemoke jacquard
¥43,000+tax
イエローギンガムと同じく、こちらの生地でもございます。
まさにチャイナドレスをイメージしたデザインのワンピース。
annabelleでは、NO CONTROL AIRの裾ゴムパンツに
合わせて、よりオリエンタルな気分でスタイリングを作りました。
パンツを合わせることにより、ドレスというよりも、
民族衣装的な印象が強くなるのかな?って感じています。
わたくしのような古着世代には、ファッション的に見ても
少し懐かしさを感じる雰囲気です。
10代、20代の頃、とにかく誰も着ていない柄を求めて
古着屋さんに長居していたころを思い出すと同時に、
あの独特な匂いが蘇りました。
この柄物を「着たい!」と思ってくれるのが少数派であることは、
作っている本人たちが一番わかっているのではないでしょうか。
だからこそ、挑戦意欲を感じます。
わざわざ少数派のためにオリジナルで生地を作ったわけですから。
どうか、、猫だけでなく、少数派の誰かに届きますように。