annabelle

ダメージ風

15歳の時、初めてジーンズを買うのに何を買おうか?すごく迷っていた。地元に近い百貨店に入っていたLevi’sかLeeか、もしくは当時原宿の竹下通りに屋台組?みたいな形式で営業していたシカゴで古着か。。はたまたすごい家の近所にあった、尾崎豊も通っていただろうローカルなジーンズショップアミーゴで買うか?悩んだ挙句、アミーゴでLeeの101を買おうと決めて出かけたらサイズがなく、、ないとなると余計にそれが欲しくなって、結局百貨店でリジットのLeeの101を購入した。当時は加工デニムというジャンルはなく、自分で生のデニムを買って穿き倒すか、味のある感じが最初から欲しい場合は古着しかなかった。たぶん、その時代は古着を買ったら負け?ズル?みたいな空気があって、ノリ付きのリジットを買ってひたすら洗濯しないで穿き続けるのがかっこいいみたいな時代でした。ちなみにその時購入した101は超絶ボロボロですが、なんとなく捨てられず、まだ手元にある。こんな話をしているとデニムの紹介か?なんて思われそうですが違います。今日はHAVERSACKのダメージ加工を超えた技術でのダメージパーカーのご紹介。

<通信販売はこちら>

HAVERSACK ダメージパーカー ¥31,900(税込)white

遠目にもちょこちょことダメージの雰囲気がわかりますよね。でもこれ、、正確に言うとダメージではないんです。は?嘘だろ?ダメージだろ?って思いますよね。違うんです。ダメージ風のジャガード編みなんです。

いやいや、やっぱりダメージだろ?って近づけば近づくほどそう思いますが、やっぱり違うんです。ジャガード編み機で、表糸、裏糸を計算して飛ばすことでこんなリアルな表現ができるそうです。こちらはブランドのオリジナルファブリック。

ダメージ(ダメージじゃないけどそう言わせてください)も特徴的ですが、このパーカーはデザインがとっても気に入りました。少しレディースとしては日本人離れしたアイテムになるのかもしれませんが、例えばデニムにヒールを合わせてこれを着るような感覚。もしくは何かラグジュアリーブランドのアイテムを一緒に持つとか。そういうスタイルは海外の人が上手だなと思ったりもしますが、この春はそういう感覚に近いところで提案できたら面白いかな?などと考えておりました。

このフードの首元についたリブもかっこいいんですよね。

このちょっと極端なバランスも好みです。HAVERSACKらしい。

袖下のマチが裾までいっています。袖に特徴を持たせつつ、そして袖捲りが可愛いような袖口にしながら、丈も短く仕上げたブラウジングスタイルのパーカーです。

ちょっと富士山ぽい形のカンガルーポケットもいい。ところでこんなにダメージ感あるけど、ダメージと何が違うの?って単純に思いますよね。ダメージは実際に様々な方法で生地を痛めつけてその名の通り生地にダメージを与える加工ですから、もしこれがダメージ加工だとしたら、生地を引き裂いていることになります。すると、糸が切れているわけですから、そこからダメージは広がっていきます。ところがこの生地は、ジャガード編みでダメージっぽく見えるように糸を飛ばしているので、糸や生地にはまったくダメージは加えておりません。だからネットに入れて手洗いなどしていただければ、この状態を保ちます。

横姿

チャコール

チャコールは製品染で色褪せた感じを表現していますので、より一層ヴィンテージ感が出ています。

このパーカーをオーダーする時すごく悩ましかったのは、この古着っぽい、もしくはヴィンテージ風のお洋服は、なかなかannabelleのお客様層に受け入れられないという印象がありました。じゃあ何でオーダーしたのか?好きだから仕方ないじゃん、と言ったらそれまでですが、もう少し真面目に考えました。この形だと可愛いさが伝わるんじゃないか?これが普通のパーカーデザインだったらオーダーしていませんでした。

ちょっとキラキラしたパッチワークスカートに合わせて袖捲り。足元はJIllで女性らしいポイントを。

この袖の感じが本当にかっこいい。一枚で強烈にオシャレに見えるパーカーです。

ちょっと前にはquitanのスカートにも合わせておりました。

この時は上からベストを羽織ってスタイリング

ベストから出るフードって可愛いですよね。

チャコールはこれまたquitanの綾織の裾絞りパンツに合わせて。annabelleではスニーカーってあんまり使いませんが、奈々さんも普段まったく履かないわけではありません。ナイキとか、たまに履いています。それもかっこいいのではないでしょうか。よくソールまで真っ黒のレトロなランニングシューズ的なスニーカーを履いていますから、それを合わせたらバッグは何が良いんだろう?帽子は被ろうか?

皆さんなら、このパーカーをどう着たいですか?

僕が洋服を買い始めた頃は、たぶんまだまだ加工物ってなかったように思います。デニムを初めて購入した際も、リジットかワンウォッシュかは選べました。で、、絶対に縮むから、一回家で洗濯してからもう一度フィッティングして裾上げしてくださいというスタイルが一般的だったと思います。もしくは、5cmは縮むからこのくらいで上げときますね。というアバウトなスタイル。僕は長めに上げておいて、引きずってちぎれてきたら裾上げするスタイルでした。

今日のこのパーカーは、ある意味ダメージを「柄」とか「プリント」のような感覚で捉えてのデザインなんだと思っています。そして、技術的にも見れば見るほどすごい。昔は想像もできなかったことが出来るようになっている。ヴィンテージに精通したデザイナーの感性と最新技術のコラボには、これからのファッションの可能性を感じます。HAVERSACKはそういうモノづくりに長けている。古着はちょっと、、という方にも着てみて欲しいパーカーです。

 

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