ブルゾンのようなコートのような羽織のような
徐々に気温も冬に向かい、月末には最低気温が10℃まで下がるようです。そうなると、朝晩を通勤する方などは確実に上着が必要な気温です。ちなみにその時期の最高気温は18℃くらいですから、ちょっと風が吹いたらシャツ一枚では寒いと感じる程度。いよいよコートのご紹介も始めてまいります。まだ全てが入荷をしたわけではありませんが、8割は納品済みです。通販ページでも少しづつご紹介してまいります。
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HAVERSACK Aラインフーディ ¥58,300(税込)
1940年代、海軍で使用されていた甲板での防護服として活躍していた上着をデザインソースとしたヘビーな印象のあるジャケットを驚くほどふんわりと軽く仕上げたジャケットです。素材は繊維のフカフカ感を残した状態で編むスライバーニットを用いたツイードのようなジャージ素材です。裏地もなく、温かさと軽さを重視した羽織にもサマになるアウターです。
覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年はコーデュロイ素材で展開していたアウターです。
フロントはドットボタンと紐で閉めるデザインです。
ラグランスリーブにさらにマチのついたリラックスした袖周りのデザイン
袖口はゴム
裾はドローコードですので、好きな感じで絞って着てください。
前下がりの前後差も特徴前を絞るとフラットに近づきます。
シャツのインボックスプリーツとタックが混ざったようなディテールが面白い
FACTORYのプリーツパンツに合わせて。
シャツ➕羽織のような着方です。ショート丈ですので車での移動が多い方にもおすすめのアウターです。
前を開けてラフに羽織ってもサマになります。
上下HAVERSACKのスタイリング。メンズライクな雰囲気ですがゆるめのワイドデニムとフカフカ素材で硬すぎずいい感じです。
インナーはCLOSELYのフードパーカーで、フード✖️フード。90年代に流行った着方です。
畝のあるウールのニット素材のパンツに合わせて。上の写真は裾を少し絞っています。パンツの雰囲気しだいで結構スタイリングの印象が変わります。
同系色に色を差して、黒い靴で締める。個人的に好きなパターンのブラウントーンのコーディネートです。自分だったら靴もブラウン系だけど、、妻はブラックの方が似合います。
フリースだとケミカルですが、これはフリースの良いところを持ちながらも天然素材で、その風合いが大きな特徴ではないでしょうか。軽くてフカフカで温かい。ブルゾン以上コート未満という絶妙なポジションのアウターです。上質な素材を使いながらも、ジャージ素材ですので縫製仕様はトレーナーと同じというのもなんだか面白い。HAVERSACKのプロダクトの引き出しの多さが際立つ商品です。トラディショナルな重厚感もカッコいいし散々着てきましたけど、これは一種の抜け感があって大人っぽい。
12年前にHAVERSACKをお取り扱いしていた当時、奈々さんは「私には縁がない」「絶対に自分では着ない」と言い切っていて、実際当時のHAVERSACKにはいっさい興味を示していませんでした。ところが今は、全身HAVERSACKの日も珍しくない。たしか今日もそうだった。。変わっていないようで、時代も自分の感性も変化し続けています。奈々さんのHAVERSACK度合いを見ていてつくづくそう思います。ファッションは感情的に接してこそ面白い。