Teha’amanaとの出会い
去年の夏、どうしても取り扱いたい革製品のブランドを訪ね、
相方と2人で車で向かった。
ブランド名は「Teha’amana(テハマナ)」。
19世紀の画家、ゴーギャンがタヒチで出会った少女の名前だ。
場所は大阪と和歌山の県境・・・結構な山の上だ。
最近の車は便利なもので、ナビがついているので
たいていの場所は、初めてでも迷わない。
しかし、Teha’amana(テハマナ)さんに向かう途中・・・・
ナビから道が消えた・・・。
というより正確には、ナビで到着しているはずなのに
どこを見渡してもそれらしい建物が見当たらない。
おそらくこの上のほうだろう、
などと言いながら、車は通れないので歩いて登り始めた。
しばらく歩きまわってようやく到着したそのアトリエは、
ご自宅の民家の離れを改装した素朴で楽しそうなものだった。
革とミシンや道具とサンプルに囲われた空間で、
いろいろお話を聞くことができ、お取り扱いが決まった。
想像通り、人の手のぬくもりを感じるこのかばんたちは、
僕らの店にぴったりだった。
レザーバッグの中にキャンバスの丈夫な袋がついていて、袋は気分によって
リバーシブルで色が変えられる。
ワンカラー ¥23,000 W300×H140×マチ90
テハマナの代表作、「maru(マル)」という大きめのワンショルダー。
持ち手の長さが調整できるシンプルなデザイン。
カラー:Brown、Camel ¥37,000 W340×H370×マチ160
旅行バッグにもなる大きさだ。
内側には、ポケットが2つ。
ひかえ目についた刻印。
これまた代表作の「pute(プテ)レザー」
カラー:Brown、Camel ¥21,000 W290×H340×マチ140
キャンバスもある。
短い持ち手も付いている。
ハンドワークによる小さなバッグ。
カラー:Brown、Camel ¥23,000 W290×H180×マチ100
陶芸作家さんによる陶器のボタンが特徴的。
自分たちの作ったもので、世の中の何かがちょっとでも
変わればいいな・・・・そう思いながらコツコツ作っている。
素朴で情熱的なバッグです。