夏の相棒
僕が毎年夏になると最低1足は購入する靴がある。
エスパドリーユ。
ただし、気に入ったものと出会えず・・ここ数年買っていなかった。
なんか、やたらとロングノーズだったり。
やたらとスクエアだったり。
やたらとスリップオンばかりだったり。
当然、お店で扱いたいとは思っていたが、僕の好きな形がなければ
あきらめるつもりでいた。
そして出会ったのがこれ。
素材も昔ながらのキャンバス地。
形もこの上なく普通。
ただ、紐が少しだけかわっている。
娘が・・「パパは男の子なのになんでリボンのついた靴はいてるの?」
子供にはこの靴ひもがリボンに見えるらしい。
たしかに・・・。
PRODISO(プロディソ)というフランスのブランド。
スペインとの国境付近、ピレネー山脈のふもとで作られている。
スペインとフランスの国境付近では伝統的な履きもので、
日本人が浴衣に草履を履く感覚で夏はエスパドを履く。
1足1足がすべて職人さんの手仕事から生まれる。
ソールは麻の紐を編みこんで作られている。
スペインとフランスの国境付近、バスクがこの靴の発祥の地。
もともとは夏用のルームシューズだったが、いつの間にかアウトソールの
付いた外ばき用が作られるようになったらしい。
なんか、ファッション性のある「道具」のようで・・
僕はこういうものが好き。
履きこなしについては、ショッピングページをご参照ください。