annabelle

車掌バッグ

SAFUJI展でご来場いただいたお客様とお話をすると、ほとんどのお客様がすでにSAFUJIの何かしらを使用して下さっている方ばかりで驚きました。革製品ですから、そう頻繁に買い換えることもないと思いますが、ここ最近は決済方法の変化などが原因で、お財布を小さくしたいというお客様が全体に増えているということが潮流かもしれません。アナベルでは、今夏の展示に向けて、従来からある「for annabelle」の2つをオーダーしてご用意しておりました。本日はその2つを通信販売でもご紹介していこうと思います。

SAFUJI ミニショルダーバッグ Lサイズ ¥44,000(税込)キャメル

2020年の春に向けて、2019年からannabelleとSAFUJIで話し合いを何度も重ねて実現したカバンがこちらです。販売から5年が経ち、有難いことにとても人気で、現在ではSサイズとMサイズも存在しています。

当初の話し合いで僕が一番最初にお願いした内容は、「コンパクトなショルダーで、内側に仕切りがついた昔の電車の車掌さんが持っているようなイメージのカバン」というやや具体性も持たせた、しかしながらぼんやりしたイメージでの提案でした。最初はすでに人気だった「ミニ長財布」がカバンになったような横型のイメージで進めていましたが、なかなか決めきれず、、予定されていた雑誌撮影の1週間ほど前になり、「やっぱり縦型のデザインに変更したい!」というかなりの無茶振りの結果このバッグが完成いたしました。長財布が縦に入り、手帳や文庫本、メガネケースなどかなり色々と収まるコンパクトなバッグになったと思います。

これは僕が使い続けている縦型のファーストサンプルです。レザーの丸紐は後にもう少し太くして丈夫さを増しています。上の写真と同じくキャメルですが、5年間でかなり艶が増し、飴色に育ちました。

普段このカバンを使う際は、ここまで入れたことはないのですが、膨らみすぎて不恰好にならないで使用できるギリギリの容量を探ってみました。

ポーチ、ノート、ペンケース、お財布、携帯、メガネケース、カードケース(名刺入れ)、イヤフォン。普段使いはもちろんのこと、旅行などに行った際の現地で使うバッグとしてもとてもちょうどいい。

巾着方式のバッグですから、使い方にちょっとしたコツがあります。そんな大袈裟なものではありませんが、肩にかけている状態では重力でキュッと取り出し口が閉じていますから、カバンを少し持ち上げてガバッと開いて取り出す動作がこのバッグの特徴です。防犯にも優れています。簡単にスッと中身を抜けませんから。

他の巾着バッグも両手でガバって開きますよね?あれと同じような動作があるよっていうことです。

使ううちによく馴染みますので、天然なめし特有の色の変化や艶感もお楽しみつつ、じっくりと育てる感覚でお使いいただければと思います。

SAFUJIさんがお勧めしているお手入れクリームは、ドイツのラナパーというトリートメント剤で、annabelleでも革製品全般に平均して使いやすいものとして実際に使用したりお勧めしたりしているクリームです。ただし、SAFUJIさんの使用するレザーは、油分を多く含むレザーですので、使用してある程度全体に満遍なく自然な艶が出てくるまで、クリームを使用したお手入れはしないことを推奨しています。およそ1年ほどは何もしなくて大丈夫です。

こちらはグリージオというカラーで、キャメルと同じく定番カラーです。最も変化が大きい色味ですので、通販ページの経年変をご覧いただいてから色はお選びください。大まかにはカーキブラウンのような色に変化していきます。ただ、お財布と違って手に持つことが少ないので、お財布のような早い変化はなく、ゆっくりカーキブラウンになる印象です。使用する頻度や使い方で個人差がかなりありますね。

今回はブラックが完売してしまいましたので、この2色でのご紹介となります。ブラックで決めていた方にはもおうしわけありませんが、次回の入荷は年明けです。色を悩んでいた方は、この2色に縁があったのかもしれませんね。お財布もグレーブラックが完売して、グレーブルーとグレーカーキの2色でのご紹介です。そのほか気になることがございましたら、メールにてお気軽にお問い合わせください!

 

 

 

Other blog

  • 2025.07.24ちょっと先取りmore
  • 2025.07.15水面のような清涼感more
  • 2025.07.12暑さに耐えられない人へmore
  • 2025.07.10真夏のカディmore
  • 2025.07.04驚きの涼しさmore
  • 2025.07.03ハイブリッドパンツmore