annabelle

ASEEDONCLOUD〜植音室

皆さんも感じたことがあると思いますが、植物に囲まれたり森の中に入ると、脳内デトックスがなされているようなスッキリとした感覚になります。まだ20代の頃、長期の入退院を繰り返した時期があり、その時までまったく感じたことがないくらい花をはじめとした植物の力を感じるようになりました。今回のASEEDONCLOUDのコレクションテーマは、植物のそんな秘めた力が関係した物語です。

ASEEDONCLÖUD 2025 S/S
Workpermit 31 -shokuonshitsu-(植音室)

植物が生い茂る建物の中で先祖代々生活する家系がある
彼らは植物と共に生きている

植物は彼らにとってファミリーであり
植物の時間軸の中に彼らは身を委ねている

彼らの先祖は自分がリラックスする為に鼻歌を歌っていたが
それは植物達にとっても良い効果が見られたので
鼻歌はやがて植物達の為に演奏を奏でるようになり花唄になった

自分たちに元気がないときは
植物に成り済まし彼らの中に身を委ねる
その時間が長くなるにつれ
建物からは人の気配が消えていった

今では、植物が音楽を奏でる不思議な建物として
人々は歪んだ時間を体験する為に
建物を訪れるのだった

今回はそんな不思議な植物家系のお話

<通信販売はこちら>

ASEEEDONCLOUD assimilate plants dress Flower print ¥

ジャケットのテーラーカラーのようなキリッとした首元が特徴のコットンリネン(ラミー)のプリント生地を使用しています。ハイウェストに付属したベルトでシルエットを作ることで、自分好みの雰囲気で着ていただくことができるワンピースです。

全体に施されたプリントが素敵な生地は、ASEEDONCLOUD のスタッフみんなでさまざまな身近にある植物を叩き染め(植物を布地に載せて木ハンマーなどで叩いて染色する方法)をしたものを元にして、プリントデータを作成してオリジナルで制作したものです。掠れた部分からは手仕事の味わいも感じ、身近にある植物に囲まれるようなファブリックには、自然に溶け込んだ時のような開放感を抱きます。

ジャケットのようなラペルカラー。

肩線には細かいギャザーで膨らみを持たせたデザインです。

ハイウェスト位置にあるベルト用に、幅広い身長差を考えてループは3段階あります。

サイドポケットがあります。

裾にあるスリットは長めで目立ち、軽やかさがあります。

ベルトを絞って着るとまた違った印象になります。お好みで前で結いたり後ろで結いたりしてください。

生地の感触は、薄くはありませんが地厚でもありません。コットンリネン(50%/50%)らしい程よいしっかり感のあるワンピースに仕上がっています。

背面にもたっぷりギャザー

透け感はありますがとてもぼんやり。植物標本のような眺めているだけでも嬉しいプリント柄のワンピースです。

今回はmaison de soilのリネンパンツに合わせてスタイリング。夏らしく、そしてキッチリ感も出るワンピースです。

袖は半袖あたりの長さで、風が抜けるような広めの袖口が特徴です。

ウェストを絞るとシャキッとした印象です。小物次第でもっとキリッとした雰囲気にスタイリングして頂けます。

一方、ウェストのベルトを緩めて後ろで軽く結く感じで着ると、一気にリラックスした雰囲気です。

当たり前ですがだいぶカジュアルに感じます。合わせる色合いを変えることでも同じように印象が変わります。ベルトはあらためて自分で用意して使おうと思うとハードルが高いものですが、共布のベルトが付いていると嬉しいもの。一度これで使ってみて、慣れてきたら小物の一つとしてベルトを使いこなすきっかけになりますから。

ブランドのシーズンテーマを見た上で、植物に囲まれた気分で素敵なお洋服に身を委ねるように着ていただきたいワンピースです。着ている本人だけでなく、見る人にも穏やかな気持ちを振りまきながら。

 

 

 

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