天女の衣
今春のゴーシュの展示会場に入った瞬間、
僕のイメージしていた感覚がちりばめられていた。
ダークブラウン
グレイッシュなブルー
差し色に白を使いたかった。
そして、かなり意識していたのは、
「透け感」だ。
これは、女性のファッションの特権でもある。
そして、何かわからないが華奢に見える。
春のニットをゴーシュでセレクトしたことがなかったが、
このニットは、見た瞬間にドキドキした。
ゴーシュ クールコットンカーディガン ¥29,400(税込)
インクブルー
この写真では、残念ながら「透け感」はお伝えできない。
後日のコーディネート写真を楽しみにしてほしい。
胸元には、ゴーシュ独特の小さなポケットが。
ホワイト
何となくわかるかもしれないが、
身頃に対して、袖はやや太めだ。
透けてるのに、ピタピタしていてはもったいない。
腕から少し離れたところで透けているから、
華奢にも見えるし、真夏にも活躍する。
ライトグレー
糸は極細のコットンを使っている。
フワフワを通り越して、ひらひらしている。
ゴーシュのテーマカラー、ブラウン。
窓辺で広げると、
窓の外を歩く人が透けて良く見える。
残念ながら僕には着ることができないが、
それはまるで、天女の衣。
羽衣のような着心地なのかもしれません。