トラディショナル
最近、下の子の咳がひどい。。
が、、昨日の深夜、それが治まった、、らしい。
ぼくは申し訳ないくらい熟睡していた。
妻が夜中の3時にネギを焼いて首に巻いたそうだ。
もちろん、妻のではなく、息子の首に。
朝起きて、「のどがイガイガする。」って言ったら、
「出がらしで、うがいするといいよ。」って
お茶を手渡された。
たしかに、効果てき面だ。
おばあちゃんと暮らしてきた妻の昔ながらの
生活の知恵は、なかなか頼りになる。
今日は、300年以上昔から、
人々の生活に関わってきた洋服、
そして、20年以上、僕のワードローブから
消えることのないセーターのご紹介です。
John Tulloch(ジョン・タロック)
シェットランドセーター ¥15,500(税抜)
Berry
オープンからずっと、同じものを色を変えながら
毎年販売し続けている。
Berryは、何色かの糸が混じり合った、
ブラックベリーのような、落ち着いた色合い。
Red
シェットランドセーターの起源ははっきりしない。
シェットランド諸島の厳しい寒さをしのぐため、
そこに住む人々が、そこに住む羊たちの毛で
セーターを編み始めたのだ。
それは、500年前ともいわれる。
赤は、単色の真っ赤だ。
今のファッションには取り入れやすいのでは
ないだろうか。
Blue
ネックは小さめで、アームホールはゆとりがある。
昔ながらの安心感のあるデザインです。
Blueも単色の真っ青。
こちらは、スタイリングを撮り忘れた。。。
セーターなのに寒色。
グレー系のスカートやパンツ、白のボトムスと
コーディネートしてみてはいかがでしょう。
Silver
定番ながら、明るい印象を取り入れやすい、
Silver Grey。
明るい色のストールが似合いそうです。
Slate Blue
一見地味そうな色味ですが、
新鮮さを同時に感じます。
ありそうで、なかった色味です。
以外にもトラディショナルな一面をたまーに
垣間見せる妻に着てもらいます。
FACTORY のバルーンスカートにBerry。
インナーにはボタンダウンシャツを着ています。
足もとは、R.U. のワンストラップで引き締めて、
YARNZ のカシミアストールで色味をプラス。
コートは、HAVERSACKのチェスターを。
冬の寒さを吹き飛ばしそうなカラーコーディネート。
Arteporvera のチノパンにRed。
やはり冬なので、ストールを。
今年もモヘアのストールが入荷しました。
足もとは、来年入荷予定のR.U. のメダリオンシューズ。
コートは、NO CONTROL AIR のライトブラウンを。
白いボタンが効いています。
orslow のファティーグスカートにSilver Grey。
カジュアルながら、大人っぽく黒いタイツで革靴を。
コートは、NO CONTROL AIR の色違い、ネイビーを。
パープルのモヘアストールで色をプラス。
Slate Blue は最も素直にトラッドに。
色落ちしたジーンズにデニムシャツをインナーにして。
きれいな色のモヘアのチェック柄のストールを。
僕にとっては、懐かしくも、
ずっと自分の中にあり続けるスタイルです。
コートはHAVERSACK のロングコートで大人っぽく。
トラディショナルな洋服は、廃れずにずっと僕のワードローブに
あり続けるモノたちです。
その分、良質なモノ選びと、サイズ選びがとても重要です。
トレンドに左右されすぎず、心地よく自分のスタイルの定番に
迎え入れられたら、きっとずっと手放せない存在になるはずです。
咳を和らげる焼いたネギの首飾りや、
のどの痛みを和らげる出がらしのうがい。
ずっと先の未来、孫の世代の若者が、
シェットランドのセーターを着ていたら、
なんか嬉しいな、、。
その時代も、咳が止まらなかったらネギ巻くのかな?
少なくとも、自分の子には教えておこう。