そのコツ
何にでもコツはある。
物事のポイントを的確におさえるのは、
とても重要なことなのだろう。
きっとクローゼットの内容にも、
おしゃれに近づくためのポイントはあるはずだ。
よくお店で聞かれることの一つに、、
「こういう羽織ものを着たら、上に何を着るの?」
つまり、
ゆったりした羽織りもの全般だ。
ゆったりした羽織の上には、
ゆったりしたアウターやコートが望ましいが、、
僕の中の大正解は、、
「上に着ることをあまり考えすぎない。」
「着たい!という気持ちを優先。」
「汎用性がなくてもお気に入りは出番が多い。」
上から着るものをかなり限定される、
羽織りもののご紹介です。
Travail Manuel
ウールリネン接結ガーゼショールカーディガン
¥14,000(税抜)
ナチュラル
ウールとリネンに、強度を出すための
ナイロンが混紡された、しっとりと優しい
風合いの生地。
ライトグレー
袖は、少し長めなので軽くまくっている。
裏側の白い部分は、接結でくっついた、
コットンのガーゼ部分。
裏地ではなく、これで一枚の生地だ。
チャコールグレー
ピンなどは付属しないが、
お持ちのもので止めても素敵でしょう。
接結で、厚みが出すぎないように、
言われないと気が付かないような別布で、
見返しを切り替えている。
襟周りの柔らかい印象はこの仕様によって生まれてくる。
上に着れるものを気にする前に、
下にどんなものを着て、いつからいつまで
着られるかを少し考えてみてはどうだろう。
ボトムスは同じTravail Manuel のバルーンパンツ。
インナーはゴーシュのチェビオットセーター。
たぶん今の時期はまだ暑いでしょう。
ストールを巻いたり、下に着るものを調整して、
12月上旬までは、これをアウターにして十分楽しめる。
とても軽いので、出先での脱ぎ着も
嫌にはならない。
コットンの長袖T-シャツくらいの上から始めればいい。
今はそんな季節。
少しづつ中を温かくすればいい。
アナベルのユニフォーム、
ARTEPORVERA の加工チノにもよく似合う。
内側がコットン100%なので、
表がウールだけどチクチクしない。。
半そでの上からでも着られる、
ウールのカーディガンだ。
暑がりで日中の行動がメインの人にとっては、
かなり活躍するアウターになるかもしれない。
使い勝手も大事だけど、、
何よりふわふわして気持ちよくて、かわいい。
アオドレスの素敵なパッチワークスカートに。。
スカート、バルーンパンツ、チノパン、、
思った以上にボトムスは選ばない。
この上に何を着るかを考えないで、、
これを一番上にたくさん着て、
年を越してコートで防寒するような季節は、
お部屋で着ても素敵です。
気持ちいいし。
いつも椅子の背もたれにかけてありそう。。
春夏のゆったりした羽織は、みなさん、
何の躊躇もなく、気に入ったら購入するようです。
春は上に着ませんからね。
春夏の裏付きのジャケットなどは、、
気に入っても購入しない人が大勢います。
「すぐに着なくなる。」と思うのでしょう。
でも、おしゃれな人ほどそういう洋服でお気に入りを
必ず揃えてます。
こういう洋服を選ぶときは、、
欲張りすぎないこと。
10月は長袖T-シャツの上から着て、
秋冬感を醸し出し、、
朝晩と日中の寒暖の差を埋めてくれる。
さらに寒くなった11月、
中に薄手のウールのニットを着ればいい。
電車では巻物をとって、、
外の寒風では、ストールを巻けばいい。
みんながコートを確実に着はじめる12月初旬。
薄手のニットを紡毛のセーターに変えればいい。
ゆったりしているから、全く着ぶくれはしない。。
巻物も紡毛にすればいい。
さすがに寒い、クリスマス前。。
着るのをやめればいい。
部屋の中で使う人は使えばいい。
それで十分かな。。