古き良き
古いものが好きな人はたくさんいる。
それはきっと、、
新しいものにはない、物体としての
魅力的な佇まいを持っているからでしょう。
アンティーク、ブロカント、古道具。
朽ちたり、よれたり、くたくたしたもの。
そんなものに価値を見出せる人は、
経年変化を本当の意味で楽しめるはず。
50年前のデニムのボコボコとした表情と、
とてつもなくいい色落ち具合。
その良さを知って、新品のデニムを履き始めたほうが、
きっと楽しいでしょう。
10年以上手入れを重ねて履き続けた靴の
佇まいは、手入れをするたびに見惚れてしまう。
その良さを知ってしまうと、修理をしながら
履くことの楽しさも感じてくる。
アナベルでお取り扱いの多い、R.U. のデザイナーも
古いものや古い時代の不器用さ、不便さ、
そんなものをひっくるめて好きな人の一人。
今日は、R.U. が作る、別ブランドの靴をご紹介します。
VIEILLE(ヴィエイユ)
フランス語で「古い良き」というニュアンスの言葉。
R.U.と違って、
ペタッとしたほぼフラットなレザーシューズ。
17世紀の舞台用シューズをイメージして
デザインされたシリーズで、
使用されたヤギの革も、きれいなものよりも、
少し味わいのある革が使われる。
はき口はとても狭く、
しかし、履くと中はとても柔らかく馴染みがいい。
脇には三角の形をしたゴムがある。
店頭でも、甲高なひとは、少し履くのに手こずっている。
R.U. の靴と同じく、
こちらもアナベルのスタイリングに
欠かせない一足になりそうです。
VIEILLEのneuf(ヌフ)というモデル。
white、black の2色展開
サイズ35~39
¥26,000(税抜)
VIEILLE = 古き良き
NEUF = 新品の
古いものの魅力を、
履いた人に作り出してほしい。
アンティークも古道具も、
なんとも言えない佇まいだけど、
もともとは、当然新品だったのですから。
<お知らせ>
明日、3月3日(木)は臨時休業となります。
申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。