ビリージーン
18歳でアメリカへ渡った彼は、
日々、古着の収集と解体と研究に
あけくれたそうだ。
マイケルジャクソンが大好きな彼は、
のちに立ち上げるブランド「orslow」で、
ビリージーンという名のチノパンをつくる。
その名の通り、2タックでふくらみのある
ヒップ周りと、とんがった裾周りは、
マイケルジャクソンを連想させる。
その独特なフォルムのチノパンは、
8年ほど前に登場し、僕を含めた
たくさんの洋服好きを魅了した。
長い年月を経た今も、
この、「ハイウェストですけど何か?」
と言わんばかりの強気なチノパンは、
orslow の定番の地位を守り抜いている。
昨年、わがままを言って、
デニムで作ってもらいました。
orslow ビリージーンデニム
ブリーチ ¥16,800(税抜)
素材は、orslow がU.S. ネイビーパンツで
使用していた、10.5 oz のネップデニム。
ハイウェストでヒップを包み込み、
スッと細くとんがった裾周りは健在です。
ワンウォッシュもございますが、
Sサイズが完売してしまいました。
デニムタイプは、ワンウォッシュ、
ブリーチの2色展開で、両方とも
annabelle の別注モデルです。
涼しげなブリーチデニムは、春夏シーズンを中心に、
年間定番で活躍してくれそうです。
そして、こちらはorslow が毎シーズン
提案する、シーズン素材のビリージーン。
今年は、インディゴリネンで登場です。
orslow ビリージーン
インディゴリネン ¥19,800(税抜)
写真で比べるとわかりますが、
デニムもリネンも 妻はいつも通りサイズ1(S)を
着用しています。
でも、リネンのほうが細く見えますよね?
なかなか、縮んでいます。
ハーフサイズくらい違いました。
細身のパンツにオーバーサイズのコートを。
ずっと飽きずに着続けるものなんか、ないのです。
ずっと着続けていると、飽きるのです。
3年も使い続けると飽きるに決まっているのです。
でもね。。
それだけ気に入って着続けたものはね、
少し時間をおくと、また着たくなるのです。
ビリージーンはそういうものの一つです。